※トップ含む以降画像及び動画リンク
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel.html
https://m.youtube.com/@SHIMANO_TV/videos
※初回2022.2.1公開
【コルトスナイパーXR MB(モバイル)追加発表】
今回新たに追加となったコルトスナイパーXR[5ピース]は、地磯など通常の仕舞寸法のロッドを持ち運ぶことが困難なフィールドにおいて、携帯性の高いロッドで、快適で本格的なショアジギング&プラッギングゲームを楽しみたというな想いから生まれました。
コンパクトで持ち運びに便利な仕舞寸法により、快適・軽快なラン&ガンをサポート。もちろんこのゲームに求められる「遠投性・軽さ・シャープさ・パワー」のベストバランスを追求し、高い実釣性能を実現。
高強度化をもたらす基本構造[スパイラルXコア]、継部の固定力を高めつつ外しやすさも両立した[スクリューロックジョイント]など、シマノ独自のテクノロジーによってロッドの性能を飛躍的に向上。
[5ピース]であることを感じさせないスムーズなベンディングカーブは2ピースロッドに勝るとも劣らないパワーファイトを実現しています。
「遂にハイパワーパックロッドの登場」
近年、仕舞寸が小さく持ち運びに便利な4ピースや5ピースのマルチピースロッドのいわゆるパックロッドって呼ばれるロッドが注目を浴びていて
コロナ禍での釣りブームから釣り人口が増えた為に釣り場も選択肢が減っていたりで、遠征で飛行機や船への持ち込みが必要な所や、入るのが困難な長時間歩いて行く地磯、渡船でロッドケースが必要な沖磯etcと
携行性がロッドに求められる様になっているのが最近の釣り事情になっているんで、各メーカーもパックロッドのラインナップが多くなってきててよく見かけるようになったワケよね🎣
そんな中で「パックロッドといえば?」ってメーカーがシマノで、昔は安物で壊れ易いイメージだったパックロッドをワールドシャウラなんかで安心の高級品として出してたりと
パックロッドのパイオニア的な立ち位置で、現在ではソルトウォーターロッドなんかも次々とMB(モバイル)シリーズとしてラインナップを増やしてて👏
そんな流れの中で遂にハイパワーが求められるショアジギングロッドのコルトスナイパーXRシリーズから2022年に5ピースパックロッドの「コルトスナイパーXR MB」3ラインナップが追加される事が発表されたのよね👏✨
【コルトスナイパーXR MB仕様】
まずは概要だけピックアップして見て行くと👀
「ラインナップ」
S100MH-5
遠投性と操作性のバランスに優れたMHパワーの10'0''レングス
メタルジグとプラグ双方に適応し、5㎏を超える良型青物の攻略に活躍。フィールドは沖堤、サーフ&ゴロタ浜、地磯、沖磯など様々なシーンを得意とします。推奨リールサイズ5000~8000番。
全長 10'0"ft(3.05m)
仕舞寸 68.5cm
ジグウェイト MAX90
プラグウェイト MAX70
適合ラインPE MAX4号
価格 46,500円
S100H-5
遠投性と操作性のバランスに優れたHパワーの10'0''レングス
メタルジグとプラグ双方に適応し、10㎏クラスの大型青物の攻略に活躍。フィールドは地磯、沖磯、離島などのシーンを得意とします。推奨リールサイズ6000~10000番。
全長 10'0"ft(3.05m)
仕舞寸 68.5cm
ジグウェイト MAX120
プラグウェイト MAX100
適合ラインPE MAX5号
価格 47,600円
S100XH-5
遠投性と操作性のバランスに優れたXHパワーの10'0''レングス
メタルジグとプラグ双方に適応し、10㎏オーバーの大型青物の攻略に活躍。フィールドは地磯、沖磯、離島などのシーンを得意とします。推奨リールサイズ8000~14000番。
全長 10'0"ft(3.05m)
仕舞寸 68.5cm
ジグウェイト MAX150
プラグウェイト MAX120
適合ラインPE MAX6号
価格 48,800円
「技術特性」
■スパイラルXコア
■ハイパワーX
■ナノピッチ
■ナノアロイテクノロジー
■Fuji DPSリールシート+緩み止めのロックナット
■ステンレスフレーム/SiCガイド
■スクリューロックジョイント
■並継
■専用セミハードケース(MBモデルのみ)
※ナノアロイ®は東レ(株)の登録商標です。
「発売時期」
2022年4月頃発売予定
と言った感じが発表内容になります🎶
【ショアジギングロッドがマルチピースで出る凄さ】
「継ぎ目が多くなると?」
今回初めてショアジギングロッドって言うパワーレンジの高いラインナップでのマルチピースロッド登場になってて、シマノでは対応ラインがPE6号クラスになるのは初めてなんだけど
そもそもなんでキャスティングロッドは最低限の継ぎ本数な2ピースが主流なのか?って言うとそれが頑丈だから
ロッドのブランクスってカーボンシートを巻いて作るのが一番多い作り方なんだけど、そうなると巻いた繋ぎ目っていうのが重なって一番分厚くなるので一番硬く折れ易い部分に
そこら辺にある紙をクルクル巻いて棒を作ってもらうと重なってる所がいちばん分厚いのがイメージしやすいかな?
で普通はココにガイドを付けたりして曲がりの内側の支点にして硬さを上手く流すように作るんだけど
この分厚い「背中」って呼ばれる部分が継ぎ目の所で硬い所にさらに下のピースを差し込むので余計に硬くなって、結果チカラを逃しにくくなって折れ易くなるって仕組みだから、ピースが増えれば増える程ロッドは弱くなるのが基本的な考え
「シマノのスパイラル構造だからクリア出来てるマルチピース構造」
ここまで説明したら少しシマノロッドの知識があれば分かると思うんだけど、カーボンを斜めに巻いてくる構造いわゆるスパイラル構造を採用してるロッドはこの背中が真っ直ぐに重なってないから重なりの厚さも抑えられるので
比較的柔らかく折れにくい性質になるわけで、そうなると下のピースを斜めに巻いてきた延長線上の巻き方を上のピースの始まりにしてけば上手く繋がって
結果スパイラルXコア、ハイパワーX、ナノピッチ、ナノアロイテクノロジーのカーボンテープで巻いてくる技術なんかも相まってシマノのロッドはマルチピースにしても丈夫さに心配が出ない作りに出来ているワケなのよね👏
でココが今回の目玉で、他のメーカーも今やロッドはスパイラル構造なのでマルチピースロッドは出せてるんだけど対応するPE強度は3号までくらいが一般的で
さらに長さも普通は少し短くなる所に10ftと2ピースロッドと同じレングスで出しているのはシマノだけなので
今回ガチなPE6号クラスにまで対応するノーマルレングスの10ftロッドでパックロッドを出してこれているのは、カーボンテープ技術が優れててかつシャウラetcとマルチピースのノウハウが多いメーカーシマノならではな驚きのラインナップの発表なのよね👏✨
「スクリューロックや専用ケースで至れりつくせり✨」
そんな驚きのハイパワーパックロッドのコルトスナイパーXR MBなんだけど当然携行性って所と相まって使い易さって点にもこだわっていて
継ぎ目が多いと夏場なんかのショアジギングシーズンに多いのが気温でロッドが熱膨張して起こる固着で抜けなくなる事が確率高くなるんだけど
まぁー氷で冷やしたりすれば簡単に抜けるとはいえ、釣りの終わりにロッドを仕舞う時間、真夏で冷やすもの残ってるなら自分に使うんでw
そんな所に捻ってはめるスクリューロックジョイントシステムがあるのは5本継ぎのショアジギングロッドには必須の様なありがたい機能性👏
そして「パックロッドは安物ではないですよ!」ってアピールのように何より手にしたくなる高級感まで生み出してるのが
専用の付属ロッドケースでガチなキャリー出来る取手付きのセミハードって贅沢な仕様👏
しっかりとロッドを保護しつつ「パックロッド特有の携行性を生かしてハードな釣りを楽しんでくださいね♪」ってシマノさんからのメッセージの様で嬉しい心遣いの付属品よね✨
【まとめと2022新商品etcリンク】
と言った所でこの4月に発売予定な市場でもシマノならではのラインナップ、ハードショアジギング用パックロッド「コルトスナイパーXR MB」を軽く見てきたんだけど
パックロッドの宿命な強度の弱点をブランクス構造技術でクリアして、尚且つワールドシャウラ始め実績でノウハウを蓄積した結果に出来上がったパックロッドで
純粋に2ピースロッドに携行性をプラスしたNewラインナップな上に、ロッドケースやスクリューロックなんていう気遣いの付加価値も付いて4月に発売で
より遠くの秘境を目指すプロフェッショナルの手助けとなる魅力的なアイテムなので注目して見てくださいなお話でしたとさ✨🎶👏