【ルアーフィッシングの標準ライン】
「なんでも出来る基準のPE1.5号」
港湾でのシーバスゲームから始まって、磯マルやヒラスズキ、そしてサーフでのライトショアジギングや潮通しの良い波止・岬でのブリ・ワラサゲームと
ルアーフィッシングをやるとなると、エギングやメバル・アジングの様な繊細な釣りの反対側に、比較的対象魚が大型な釣りが身近にあるのがソルトウォーターでの釣りで
大型だと各々シュチュエーションによって必要とされるタックルの強さも違ってきて、リールなんかもシマノ基準で3000番から6000番、時には8000番以上のタックルが必要とされる事も🎣
そんな中でも釣行回数の限られた離島や沖磯、いわゆる遠征っていったドリームプレイスでは無くて、普段使いの通っているホームやたまの休みで良く行く様なところでは
住んでいる地域も関わるだろうけれども関東なんかじゃだいたいが、4000番にPE1.5号を巻いてリーダー30lbって辺りがアベレージで使われてる方が多いタックルバランスよね🎣
そこを中心に港湾シーバスやサーフライトショアなんかでは少し下だったり、磯では少し上だっりする時はあるにせよ中心点となる強さで
ショアジギングで青物を狙うとしても普段PE3号タックル迄は引き出さない事が多く、いちばん世の中で出番の多いのがPE1.5号っていう存在なんだけれども🐟
ソルトルアーフィッシングの中では青物まで視野に入れると少し弱いかな?って見える、そんなPE1.5号の釣りではどの程度迄ならキャパがあるのか?なんてところを今回は少し見ていこうかなと🎶
「物理的な1.5号っていう強さ」
そもそも論でリーダーの太さや長さをセオリーから変えちゃえば、キャパは振り幅が上がるから話あっちこっち行っちゃうので
標準で今回は見ていくとして、一般で言われるPE1.5号の適切なリーダー30lbを想定して見ていくと物理的な直線強度は
FGノットの破断係数が90%として
13.6kg×0.9=12.24kg
そこから破断平均係数を8割として掛け算すると約10kgを安心してアベレージで耐えてくれるのがPE1.5号タックルのラインキャパ
そしてこの10kgって数字はロッドを通じてお魚さんとひっぱりっこをするとどんな衝撃?っていうと
PEがガイド摩擦とかで切れない想定のロッドキャパからドラグ設定すると、破断強度の3分の1が係数なので30lb×3分の1=4.5kgで、シマノ4000番c5000番リールの限界なドラグ力6kgから75%のところに位置して
手で締めれるギリギリまでチカラを込めて締めて使える限界点が90%くらいで、やり取り中に急に突っ込まれたらラインが出るくらいの感覚でリールを安全に使えるキャパがピッタリ75%程なので
4000番c5000番リールを使ったタックル構成をして、ドラグを出しっ放しにされてたりする事でリールが壊れたりせず、ドラグを効かせたやりとりがしっかりと出来る衝撃が10kgの感覚って事に🎶
「狙う魚種での限界点」
ちょっと難しい説明になっちゃったんだけど、そうなると単純にPE1.5号での安全圏は具体的にどの程度か?ってのは、上の理論から4000番c5000番でドラグ鳴らすぐらいのやり取りがそうなので
経験のある方なら想像付くと思うんですけど、しっかりと計測してドラグ設定を上のセッティングにしてある状態では、ヒラスズキ70サイズが反転して突っ込んだ時や、ショアジギングでワラササイズが反対側へ走った時
トップ付近でブリクラスを掛けて合わせてから潜られるタイミング、3キロクラスの取込みの時に足元で暴れられたらって辺りがこの設定のドラグが出る衝撃になるので
物理的な意味ではランカー手前のヒラスズキ、ブリクラス迄は普通にやり取りして安全圏で取り込めるってのがPE1.5号の強さって事になります👏
えっそんな持つの?って思われる方が多いと思うんですがあくまでも物理的には安全圏って話なので、磯場が高くてライン角度が急ならガイド摩擦は大きくなるし
ショアジギングでも低層で掛ければやり取りの距離が出てドラグ性能も一時劣化するし、堤防と磯際では取り込みの難易度も変わるしって所での安全圏は変わるんだけれども
ゴロタ場でメータークラスのシイラとやり取りしても、平気で上げられるのがPE1.5号ってラインの強度になっているので思っているよりもキャパが大きな号数なのよね✨
えっじゃあヒラマサやカンパチなんかにも3号タックル引っ張り出して来なくても良いって事?って言われるとそれは無理でw
ヒラスズキやブリと決定的に持久力が違いすぎるのがこの2魚種になっていて、夏の風物詩ショゴクラスの引きを体験した事ある方や
ヒラマサの幼魚が群れてるのにあたったりした時の、小さくても上がるギリギリまで引っ張られ続けた経験とかで想像付くと思うんですが
同じサイズのブリワラサとヒラマサで比べたら取り込むまで5分掛かったとして、トータル3分はドラグ出してくるのがヒラマサの持久力でブリワラサはせいぜい1分未満
そしてカンパチはそこまで持久力は無い代わりに下方向への瞬発力がエゲツなくて、ブリワラサが5メーター潜る間に12,3メーター潜れる上に持久力もブリよりは上なので
根に擦られない様に強引に引き寄せる必要があるって言う実践的な事を抜きにして、プールで障害物の無い所でやり取りしたとしても
ヒラマサではリーダーの時間耐久力、カンパチではノット部分に掛かる瞬間的なチカラで双方共に60センチサイズを超えたら負荷として15,6kgがアベレージラインなので1.5号では引っ張りっこで負けるって魚種に🐟💨
ワンチャンあるとすればヒラスズキ狙いの合間にサラシで浮いてるヒラマサが足元で掛かって、やり取りの時間が短い場合なんかでは上がったりしてるの見た事はあるけれどもそれでも相当な腕前が必要になるシュチュエーション👏
そしてヒラスズキはランカー超えると急にブロリーみたいになって(DBねw)下へ潜る遊泳力もさる事ながら、沖へ走るパターンも持ち合わせてドラグ鳴らしてくる様になり
ラスト上げようとした時の突っ込み具合が体高による尻尾の大きさで重量以上の重さを産むので、1.5号では物理的に破断強度超える上に、磯際サラシ場ってなるとほぼやり取りが瞬殺される事もある号数になっちゃうのよね😭
「トータルで関東近郊ならいちばん楽しめる号数」
そんな感じの強度なPE1.5号タックルなんだけれども、関東近郊地磯周りって事を考えたらヒラマサ・カンパチの60センチサイズが出る場所もほぼ限られてて
ランカーサイズのヒラスズキとなるとほぼ幻に近いような場所ではあるので、トータルで考えたらいちばんオールマイティーなタックル構成になってて
もちろんの事、使うロッドの仕様に寄って幅があるとはいえ、シーバスから磯ヒラスズキ、ショアジギング、サーフフラットから平場のシイラまで、なんでもこなしてくれるのがこのタックル設定
勿論の事、自然環境の事を考えてもう少し太いタックルを選ぶのは大賛成の前提で、磯際を狙うヒラスズキではブレイク避けに2号40lb、ショアジギングでは根掛かり回収想定でフックを伸ばせる号数にするのは考えて欲しい所ではあるんだけれども
そんなにサイズの出ない関東近郊ではヘビータックルを使うよりもショアジギングなんかでは手応えを楽しめる上に、簡単にはブレイクしない限界点上であるのが1.5号タックルになるので
様々な理由から様々なタックル設定でPEの号数が乱立してる中でも、意外と大きなサイズまでキャパがある安心なタックルがPE1.5号設定になってるのよね🎶
【まとめとオススメデュエルラインリンク】
と言った訳で日常使いのソルトウォータールアーでは平均的な設定のPE1.5号リーダー30lbタックルの強さをちょっと見てきたんだけど
物理的な算数すると約10kgくらいがキャパになるので、その10kgの負荷はどんなものかをリール基準で逆算して
ちょうどシマノサイズ4000番c5000番辺りのアベレージドラグキャパシティーなので、そんな観点から具体的なシュチュエーションをのぞいて見ると
ランカー手前のヒラスズキやブリクラス迄なら安全圏内でやり取りが出来るっていう、思いの外に強力なタックルなのが分かって
この号数ではちょっとキャパ越えしちゃうヒラマサ・カンパチの60サイズ以上やランカーヒラスズキの出現が限られてる関東近郊の地磯では
オールマイティーになんでも出来て楽しめるタックル設定なので、PEの設定に迷ったら是非に1.5号30lbをオススメしますってお話でしたとさ🎶
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