【ショアジギングでのライン選び】
「ジグとプラグでの使い分け」
初夏から晩秋にかけて青物の季節になるとサーフや磯から気軽にライトショアタックルでイナダ・ワカシゲームを楽しんだり、シイラを狙ったりと言った所から
はたまた遠征ドリームのガチンコタックルでブリ・ヒラマサさらにはキハダまで狙ったりまでと、かなり幅広く選択肢のあるのがシーズンの青物ゲームよね✨🐟
そんなタックルから対象サイズ、戦略まで数多くの手段がある青物ゲームでアングラーを悩ませるお決まりな選択がジギングかプラッギングか?って言う選択肢
現場状況で使い分けていくのがセオリーなんだけれども、パイロットとして最初に選ぶ手段なんかはアングラーの好みでハッキリ分かれやすく
最初はトッププラグで出なければジグってパターンが多い中でも、地形の把握なんかを優先にするアングラーやマズメに沈んでいるベイトに合わせて敢えてジグからスタートする方も居て
そんな究極の2択感があるショアジギングとプラッギングはローテーションと言うよりは別の釣り方として捉えられる事が多いので、青物ゲームではツータックル用意する方が多く見受けられて
メーカーもショアジギングロッドを出す上でプラッギングスペシャルなんかを出していたりするくらい使い分けって事がされている訳よね🎣
そうなるとリールの番手を決めたりロッドの硬さを選んだりの基準になっていて、いちばんメインで使い分けを考えたいアイテムがラインになっていて
対象魚種の強さは勿論、操作性や飛距離、フィールドでの耐力等々とラインの選択肢が全てのバランスを決めて釣果を左右する要となってくる訳なんだけれども
じゃあそんなラインはどんな目線でジギングとプラッギングで使い分けて決めていけば良いの?なんてあたりを今回は見ていこうかなと👀
「細いラインの利点」
そもそも強力な引きを見せる青物では太いラインで臨む事が前提になっている中で、敢えて細いラインを選ぶ理由となると言わずもがないちばんは飛距離
回遊って言うギャンブル性の高い要素がある青物ゲームでは、5メートル飛距離が違うだけで探れる面積が大幅に上がるので飛距離は絶対的な釣果への近道に✨
そしてルアーの操作性って言う点も広い範囲から魚の興味を惹きつける必要のある青物ゲームでは大事になっていて
潮通しの良い場所や潮目なんかが狙い所の青物では海流が強い所ほど釣果が上がるので、そんな海流の影響を受けやすいシュチュエーションを狙う場合
ラインが細ければ細い程、力の伝達は良くなるのでルアーアクションのキレは良くなって魚へのアピール力は増していくワケよね🐟
だから潮の流れが早い大型狙いのフィールドなんかでは、メインタックルから号数を落としたらヒットに繋がったなんて言うのは良く目にする光景に🎶
そして感度として手元に伝わる感覚もラインが細い方がハッキリとするので、海の中の状況もより把握しやすくなり
PE3号では分からなかった流れの壁が2号に落としたら分かったり、ストラクチャーに擦る感覚が伝わりやすくなるので根掛かりしずらくなるなんて利点もあって
狙う場所を定めるのに細いラインの方が有利になる事が多々あるので、結果的に釣果へ繋がり易くなるメリットも✨🎶
「太いラインを選ぶシュチュエーション」
逆に太いラインのメリットとしてはなんといっても強烈なパワーに負けず強引なやり取りが出来て、やり取りの主導権を握りやすい所で
ヒットの瞬間から油断できないパワーで抵抗してくる青物では、魚側に主導権を握られるとあっという間に泳ぎ回られて
PEライン最大の弱点である根ズレを起こす場所へ逃げ込まれる事になり、やり取りの難易度が急激にアップするので太糸でのやりとりの優位性はかなり重要に👀
そして意外と知られていないのが太いPEラインを使う事でリーダーも号数を上げる事が出来るので、その分ショックを吸収する能力が上がりバラしにくくなる点があって
特に口ギレがバラしの原因となる青物では、リーダーの号数や長さを調節して意識してショックに強くする事も
瞬間的な入力が多い青物ではリーダーが太い時点で伸びのキャパが上がり、磯際での根ズレ対策も相まってメリットが多いのでそれに合わせた太めのPEが有利に👏
そしてルアーの操作って言う点でも細いラインが入力伝達が多いメリットの反面、軽く浮き上がり易いので波に弱いって点があるので
荒天や大波の天候ではラインが沈んでくれる分ルアーの操作がやり易くなる太いPEラインとそれに合わせたリーダーが活躍するシュチュエーションに🎶
「ショアジギング&プラッギングでの基準」
と言った細糸、太糸のメリットを見ていくと自ずとショアジギング・プラッギングどちらにどのラインが向いているの?って言うのが見えてきて
結論から言うとショアジギングには細糸、プラッギングには太糸を選ぶのがオススメのセオリーになっているのね✨🎶
ショアジギングでメタルジグを扱うとなると言わずもがなその強みは飛距離となるので、細いラインが相性が良く
さらにプラグと違ってメタルジグでは、ルアー自体が担ってくれるアクション性が低くてジャークやトゥイッチングとアングラー側の操作が重要になってくるので
チカラの伝達が強い細糸の方が操作がよりし易くて、その動きもキレが出るのでヒットに繋がり易い利点がピッタリ👏
そして、その分犠牲になるやり取りの難しさって点に於いてもメタルジグで沈めてしゃくってくる場合、ヒットする場所が深さ距離と共に遠い事から魚を消耗させた状態でランディングになる事が多い為
磯際でのやり取りが楽になる為に細糸での難易度が下がるのでやり易く、ベテランになればワザと沖で消耗させてから寄せてくるなんて芸当も出来るのでブレイクの心配が無用になる事が多いのよね👏
一方プラッギングとなると太糸が必要ないちばんの理由にメタルジグと比べて表層でヒットさせる為に「潜る」って言う逃げ方がファーストランになるので
こちら側へ頭を向けさせる事が難しく、最初の合わせで強引に引っ張り上げる事が勝負の分かれ目になる事が挙げられて
さらにプラグの飛距離から至近距離でのヒットが多くなる事が相まって、瞬間的なチカラの入力が最大限になるので可能な限りの太さが必要に🐟
そして磯際でのやりとりも、そのヒット距離の短さとトップへ浮上している活性の高い個体とのやり取りとなる点で、低層で掛けた魚より難易度がかなり高く
いざランディングの時に余力を残しまくっている相手と磯際で戦う事になるのでリーダーの長さを含めて、ショックに耐えうる太さが必要になり太糸が有利に
そして今はシングル化してるダイビングペンシル始めシングル化プラグを使う方も多いので一概には言えない点ではあるけれども、比較的フモトの浅いトレブルフックを使う為に
しっかりとフッキングさせる為には合わせの時点でアングラーの強烈なスイープが必要なので、結束部分へかかる負担を考えても太糸がオススメに
そうなると気になるのは太糸を使う事のデメリットである感度や飛距離に関してなんだけど、その点はプラグの遊泳力やダイビングペンシルの誘い出しの様な魚を寄せる能力がある点で解決されてて
感度って部分では泳ぎの所でほぼオートマチックにこなしてくれるプラグでの釣りでは、引き抵抗の感覚から海況なんかは伝わってくるので気にならず
魚を引き寄せる点で飛距離もメタルジグ程必要ない上に、むしろ波の影響を受けずしっかりとその性能を発揮出来る様にアクションさせる事の方が大事なので太糸の方が有利に運ぶのがプラグになっているワケよね✨👏
【まとめとラインのお話記事リンク】
と言ったワケで、ショアジギング&プラッギングでのラインの適正を太さって点でどちらがどちらに向いてるの?なんて点を見て来たんだけれども
結論的にはショアジギングでは細め、プラッギングの時には太めを選ぶとタックル構成的にも操作、やり取り共に有利に働く事が多い選択の仕方になるよーって所で
具体的にツータックルやリール2つで使い分けるならライトショアでは1.5号をショアジギングに2号をプラッギング用に
大型相手のロックショアでは3号のショアジギングタックルに5号のプラッギングタックルなんてところが構成のオススメになりますよーなんてお話でしたとさ🎶✨👏
ちなみに余談でリーダーだけでも意識して替えていくとかなりやり易さや釣果が変わってくるので、気にした事なくて一緒のタックルでやってたよーなんて方はぜひに試して見てください🎶✨