【釣れないナブラの原因】
「ナブラの種類」
関東近県だと初夏から段々とピークに向かってく青物ショアジギング🐟
シーズンインすると有名ポイントなんかは前日の夜から熱心なアングラーが青物ショアジギングのピークタイムな朝マズメ狙ってシャクリ続けてる光景があちらこちらで👏
青物やってると絶対的なチャンスタイムの朝マズメって夜中に比較的深場で行動を控えてたベイトetcが光に反応して上昇や拡散を始めて、それに伴ってフィッシュイーターの捕食行動が活発化するってサカナ目線で言うと
腹減って起きたら目の前にメシだらけw
ってそりゃ釣れるわ!って状況なワケよね笑
そんな朝マズメ以外にも特に昼間チャンスタイムになるのが
ナブラ
って呼ばれる下からフィッシュイーターが食い上げたりetcによって海面でベイトがハネてるので、激しいとフィッシュイーター自体が跳ねてるボイルって呼ばれるやつに変化してってよりアングラー大興奮になる現象よねw🌊
だいたい二つパターンがあって
海流や海中酸素量なんかの影響で
ベイト自体が表層を回遊して固まってハネてる
初夏のサバだったりで良くあって、フィッシュイーターの影響では無いけどベイトが表層に居るからチャンスの目印になるやつ
or
中層低層にフィッシュイーターが居て
追われて逃げてきて海面に居る
ってこっちは完全に捕食者同伴なので激アツになるパターンのやつ
ってのがナブラの出るシュチュエーションで共に青物が何処に居るか見つけるのが攻略法の一つなショアジギングでは目印になってチャンスタイムに繋がる状況なワケよね✨
でもそんなアングラー大興奮のナブラって
釣れない事多くないです??
「セオリーの釣り方」
着水位置
一般的にナブラ見つけたらどう釣るの?って言うとセオリー的にはナブラの奥にキャストして引いてくるってパターンが有効で
直接ナブラが出てる位置に放りこむと着水の勢いでベイトが散るんでせっかくまとまってたベイトが分散して、釣れにくくなるって仕組み
オフショアなんかではわざとベイトボールにぶつけて拡散させてフォールで釣るなんてコトもするんだけど、縦の釣りより横の釣りの要素が強いショアジギングってなると有効なシュチュエーションが少なくなってるんで、ナブラからずらしてってのが基本になります🎣
ジグアクション
アクションに関しては当然表層を意識した釣りになるので水面下を高速でただ巻きや表層をスキッピング、多少沈めてからのワンピッチ&ショートフォールなんかのアクションが良く使われてて
特にスキッピングやバブリングスキップなんかの海面上にメタルジグが定期的に出るようなハネるジグ操作だとメタルジグに空気が絡んでシルエットが誤魔化せる事が多いのでナブラ攻略の必殺技って呼んで良いアクションです✨
「釣れない良くあるパターン」
届かないw
そんな目の前に魚が見えてるナブラなんだけれども、簡単に釣れる様に見えて意外と釣れない事が多いシュチュエーションがいろいろあって
まぁ〜あるあるなのが皆さん経験あるコレ
そもそも届かない!
ってシュチュエーションw
とは言え指咥えて見てるハズもなく一生懸命に出来る限りのロングキャストして表層引いてみたり、「あっ!届いた!」ってなってもギリギリだから直撃着水させてナブラ消してみたり‥悶絶するよね?笑
コレ実は届かなくても近辺に回遊がある確率が高いのが分かってるってチャンスなのは変わらなくて、ナブラが出てる周辺って魚が上を見てるだけじゃなくて落ちてくるベイトを追いかけて下を向いてることが多く意外とナブラの遥か手前で着底させてからの低層を攻めてヒットなんて事多いので試してみてください🎶
マイクロベイトパターン
コレも良くある目の前の青物がヒットしない悶絶パターンでw
そもそもがナブラって予測が出来ないのでベイトサイズパターンを合わせてると、ルアーチェンジ中に終わっちゃう事もあって見つけたら付いてるジグ投げるしかないってのが大半
だもんだから結果サイズの問題でバイトまで繋げられなくて終了ってなっちゃうんだけど、いちばん手っ取り早いのが限界まで高速巻きしてシルエットぼやかすって攻略法
リールの手番によっては結構難しくなっちゃうんだけど海面飛び出るレベルで巻くとヒットに繋がる事が多くてショートジャーク折り混ぜてちょっとしたバブリングアクションなんか入れてさらにシルエットをボヤかすと効果的です✨
「実は着水のさせ方が原因の8割」
メタルジグの着水後の潜り方
ってここまで書いたセオリーなんかは、ショアジギングやってるそこのあなたならいろんなサイトや攻略記事なんかで知ってて実践してますよね?
でも
ナブラ釣れない事多いんだけど?
ってなってるじゃない??
何故か?
それは
着水後のメタルジグは潜りすぎててすぐに表層を引けてない
って事が大半の原因なんです👀
キャストしたメタルジグが40グラムだったとして、投げ上げた15メートルから20メーターの位置から落下してくと時速60キロで海に突っ込むので1秒で17メートル進んで水の抵抗がジグの勢いをゼロにするまでに約0.2秒かかるんで
何もしなければ着水後3mは海中に突き刺さる
って知ってましたか??
さらに60g、80gと重さが上がればより深く水中に潜った状態から引き始めるので表層直下1メートルまでを釣るのがセオリーなナブラではメタルジグを浮き上がらせる時間が必要になって有効なレンジで釣りが出来ないってのがナブラが釣れない原因の一つなんです👀
「ナブラを釣る為にやる事」
リールの持ち方と指の位置
えっ?ちゃんとサミングとかしてるけど?って言う方も居ると思うんですけど、ホントにジグの勢いをしっかり殺せた時の衝撃を体験するのに、ロッドの長さ分ラインを出してそれをキャストする要領で海面に振り落としてみてください🌊
ラインを止めた状態→サミングした時にメタルジグ が海面に向かってく5分の1程度の長さからの落下なのに勢い止めて海面直下で止めれましたか?
おそらくベンチプレス200キロ上げれる様な人以外はロッド持ってかれて1メートルくらいはジグ沈んだと思いますがこの5倍の衝撃を消さないといけないんです笑
じゃあどうやって?って言うと簡単で
リールの持ち方を基本の薬指と中指の間にリールフット入れる位置で持つと、人差し指がフリーでスプールまで伸ばして押さえられるので
こんな風に指を伸ばして押さえて放出されるラインを触って
着水前から人差し指でブレーキをゆっくりかけてけば良いんです👍
※リール持ってる手のカタチこんなフレミングっぽい感じでw
人差し指でラインコントロール
減速とサミング
すると普通のサミングの様に着水の直前に押さえて放出する勢いの終点で余分なラインを出さないって目的だけじゃなくて、普通のプラグと違ってとてつもないチカラで飛んでいくメタルジグにブレーキを段階的にかけて静かに着水させるって目的でのサミングができて結果
着水と同時に水面直下を泳がせてこれる
のでナブラ攻略につながっていくんです✨👏
そうする事によって
「沈み過ぎから引く表層へ向かって上へ逃げ泳ぐ元気な食べにくいベイトの動き」
ではなくて
「最初から表層をずっと引く追われてうわずって横移動して動きが混乱してる食べやすいベイトの動き」
を演出しやすくなってヒットに繋がるって仕組みです🎶
着水直前のリーリーグ
ってなるワケでナブラ釣れないんだけどなんで?ってのと簡単な攻略法を説明してきたんだけど、魚狩さんがナブラ見つけていちばん効果あって良くやるのが
着水直前から巻いてくるスキッピング
でコレちょっと練習しないと勢いでベール痛めるんでコツが必要なんだけどナブラエゲツねー確率でゲット出来る上に連打してナブラ沈まないのね✨
要領はブレーキサミングでメタルジグの勢いを消したら、放出されるラインがゼロになる直前ベールを返してリーリーグを始めてそのままジャークしながら高速に巻くって感じですんで初めは近距離に投げて練習してみて下さい👏
【メタルジグのお話記事リンク】
そんなワケで誰もがヨダレのでるナブラ見つけて悶絶してる人たちを尻目に自分だけマルチヒット出来るちょっとしたコツをご紹介しましたってお話でしたとさ👏✨