【ヒラスズキは凪だと釣れない?】
「サラシの王者ヒラスズキ」
風を切り裂いたキャストで大荒れな磯場のピンスポットを狙って行く、そんなイメージな気象条件的にも技術的にも釣行難易度が最上級の部類に入るヒラスズキのルアーフィッシング
神経質なその特色から磯際etcにぶつかった波が砕けて海中に空気の渦が出来る、いわゆる「サラシ」と呼ばれる海の中から見たら真っ暗に近くなる煙幕が狙い所の一つ
当然、波が高ければ高いほど、海面の上下動が大きければ大きい程サラシは広がりやすいので、低気圧で海が上下しやすかったり風で波が強かったりとする、いわゆる悪天候がヒラスズキを狙うには向いているってセオリーになっているワケなんだけど
釣行のタイミングだったり季節だったりで必ずしもそんな好条件のサラシが広がっているタイミングに出会えない事も
じゃそんな時は釣りに出るだけ無駄になっちゃうから日を改めた方が良いの?ってなるんだけどせっかくのお休みに天気良くて釣りを我慢出来るアングラーはいないのでw
ヒラスズキって本当にサラシが無いと釣れないの?って所から凪の日の攻略法までをちょっと見ていこうかと🎶👏✨
「実はサラシが無くても大丈夫」
サラシのない時の狙い所
まず結論から言っちゃうと、ヒラスズキを釣るのにサラシは釣り易くなる条件ではあるけど必須では無いって言うのが答えになっていて✨
長年ヒラスズキを追いかけてる方はご存知だと思うんですが、サラシの有無よりもむしろヒラスズキが定位出来る場所なのかどうか?ってポイントの方が優先順位は高い魚で
岩と岩の隙間いわゆるスリットと呼ばれる場所やオーバーハングした磯際の穴、海底の根の際etc根魚の様に身を隠せる場所に張り付いて獲物を待ち伏せするタイプの捕食をする事がメインだから
いくらサラシが広がっていても深場で大きく広がり過ぎたサラシや、流れの本流に被る様な根の無い場所での海流に乗りやすいサラシなんかでは釣れない事が多く
ヒラスズキあるあるで皆さんも経験あるかと思うんですが荒すぎると釣れない事が多くて、アングラー側は一面に広がるサラシにヨダレを垂らしてるのに坊主ってパターンも😭
確かにサラシが広がってるとそんな定位置から出てくる距離が長くなるので、比較的ピンポイントから外してもヒットに繋がる事も多くて、結果論でサラシが広がってると釣れるって誤解をされてしまうんだけど
ヒラスズキの定位置になる狙い所がしっかりと有れば、闇雲にサラシを目印にルアーをキャストするよりも高確率でヒットするので
当然釣れた経験のある場所はもちろん干潮時に溝になっている場所を探しておいたり、えぐれてるのか迫り出してるのか磯場の足元の形状をランガンしてる時に把握しておいて
そんな中から流れが当たって潜り込んでいるような好条件の場所がサラシ以外の目印になるんで凪の日の狙い所になります👏
タイミングを見る事
そしてコレが凪の日でいちばん必要なアングラー側の技術としての作業で、しっかりと薄いサラシの中でも最大限に広がっているタイミングだけキャストする事が重要👀
サラシの大きな悪天候の時は多少のキャスト場所のアバウトやタイミングの違いは、ヒットしない時点でヒラスズキ側から見えていない事が多いところに
サラシの薄い条件下では「ヒットしないイコール見切られてる」の確率が上昇するので、経験から言うと2、3投だけでその場所を潰してしまう事も⤵︎
そんなん常識じゃん?分かってるよ魚狩って言われると思うんですが、確かによくヒラスズキは最大限にサラシの広がったタイミングを狙うってセオリーに言われる事が多いんだけど
実はヒットしないパターンの違いで見えて無いのか?見切られているのか?の差があるのでその見極めがほんとうは大事で
普段からセオリー通り好条件なサラシでも広がりを待っている人ほど、凪で薄くなったサラシを見切ってしまう事が多く狙い方の違いを出せないので薄サラシが苦手になってしまう事も⤵︎
なので比較的「コレは釣れるでしょ!」って言うようなサラシの好条件下の時に練習と経験を積むつもりでいちばんサラシが薄くなったタイミングでは釣れないか?を試して見てください
そうすると意外とサラシの条件が良い日は凄い薄いタイミングでも釣れる経験をするはずなので、そこが凪の日でいちばん必要なサラシの最低条件だと記憶しておいて
いざサラシが薄くてノーチャンスに見える条件下の日に、我慢して我慢して記憶の必要最低限なタイミングのサラシの広がりにキャストするのが薄サラシを攻略する見極め方法になります🎶
流れの本流にも居るヒラスズキ
そしてサラシが無くても釣れるパターンがいちばん多いのが、定位置から定位置へ移動してる最中のヒラスズキ
普通の根魚の様に細かく潜む根を小移動で繰り返して行くのと違って、ヒラスズキは何箇所かの自分のお気に入り場所をグルグルと巡る習性があって
ベイトを追いかけて移動するパターンも有れば、潮位なんかの隠れる条件が変わって移動したり、後は青物シーズンに多い他のサカナに追い出されてなんてパターンで移動するんだけど
総じて落ち着いて食事出来なくなったから移動するので、移動中のヒラスズキは群れに当たると青物の様に簡単に数が釣れる事も良くあるのよね🐟
これナイトヒラスズキをやった事がある方は良くご存知で、夏場なんかの夜中の方が潮位潮流的に大きく動いて釣りやすい時期だとむしろサラシを目印にした方が釣れなくて
狙い場所的には普段サラシでヒラスズキが釣れる様な場所から潮上でいちばん本流が流れてるトコロに回遊してる事が多いので、青物より比較的計算が付けやすい回遊待ちの釣りになります🎣
「いちばんの方法は表層攻め」
オススメのデュエルLブルーシリーズ
凪の日でサラシが少ない時の対処方法をざっと見てきたんだけど、そうは言っても確かにサラシが好条件な時に比べて難易度が上がるのは事実で
特にサラシの際からサラシに入る変化のポイントが曖昧になるので、食わせの間が取りづらく誘い方の工夫が必要になってくるのがいちばんの悩みどころ🤔
そんな時はトップウォーター系やアクションベイトなんかの変化を付けやすいルアーをセレクトするのも一つの手で
余り騒がしくすると逆にスレてしまう可能性が高くなるのでおとなしめの動きも秀逸で、尚且つ着水と同時にアピール出来る必要があるのでデュエルのLブルーシリーズのようなアイテムがオススメになります👏
中でもトッイッチベイトは大サラシの中で騒がしくトゥイッチで目立たせる使い方も出来るのに、スローなただ巻きへの変化も秀逸なので
サラシの少ない条件下では、サラシに入る手前でトゥイッチで見切られず興味を引き続けヒラスズキを寄せてきて
いざ小さなサラシに入った瞬間にストップからのスローリトリーブを掛けたら一撃で食わせの間が取れて、そこにヒラスズキがいるのであれば必中なルアーなので試して見てください🎶
【まとめとAmazonリンク】
と言ったワケでヒラスズキゲームに於いては絶対的に見えるサラシって言う条件もなかなかにアングラー側の釣行予定に合わない事も多い中
実はそこまで必須条件ではなくて、それよりも定位出来る条件から探って行くと意外と簡単に釣れる事も多くて
その為にはしっかりと普段からどの程度薄いサラシでヒットするのかを経験して見極めたり、本流なんかで回遊のヒラスズキを狙ったりと、様々なサラシ以外の条件もあるのでそんな狙い方が凪の日攻略法で
そんな狙い方で助けになるルアーセレクトがトップウォーター系やアクションベイトなんかの変化を付けやすいルアーなので
デュエルのLブルーシリーズなんかがオススメで、その中でもトゥイッチベイトは使い所が多くて凪の日にヒラスズキを誘い出してこれるアイテムですよーなんてお話でしたとさ🎶
「4月発売LブルーシリーズAmazonリンク」
発売開始されたらリンク用意させて頂きますので、お楽しみにお待ちください🎶