【話題の書籍「おはなしSDGs(エスディージーズ)」】
「SDGsをわかりやすく物語にした書籍のシリーズ」
いやたまには真面目なお話しないとって訳ではないんだけどさw
子供が授業でいま流行りの
「SDGs」
やったって話の流れから面白い本があって読みたいってんで調べてたら
「おはなしSDGs」
って書籍のシリーズがあって
【シリーズ「おはなしSDGs」の特色】
・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし作品です。「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた児童小説として楽しむことができます。
・実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載され、確実に物語を読み通す手助けとなります。
・各巻とも、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つがテーマとなっており、いま世界が協力してその目標に向かわなくてはならない理由が自然と理解できるストーリーが展開されます。
・本文中に、物語とリンクさせるかたちで、関連する図表、グラフ、年表などが入ります。さらに、各巻の巻末で、テーマとしたSDGsのゴールについてくわしく解説しますので、テーマ学習の教材としても使用できます。
・SDGs全体について解説する「総論編」も刊行します。さまざまなゴールをテーマにした物語と、「総論編」を併読することで、SDGsについての理解がさらに深まるように設計されています。
ってんでこれ何気に最近流行りで有名みたいで、子供でも分かりやすいように17の目標をひとつひとつ物語にしてより具体的にこう言う事だからこう考えて👀って伝えてくれる本があるのよね📘
(今のところ10冊)
そん中のひとつを子供にKindle版で買ったんだけどついでなんでちょいと読んでみたのよね👀
いまさらだけどSDGsって?
いやほんと良く聞くじゃない?
なんとなくで、地球の事考えてみんなで17個の目標立てて問題を解決してきましょう!って事なのは知ってる人多いと思うけど
具体的にどう言う事?って説明できる人は少ないのがこのSDGsで、なかなかに内容を詳しく知ってる人でも
実はもうだいぶ進んでる目標
で目標って言うには余りにも具体的に全世界で進んでるモノだってのは実感ないもんなのよね👀
直近で言うと何気にコンビニで袋が有料になってたりって実はこの影響で、よく分からない人多いけど結構みんなに影響してるって目標🏪
詳しくはSDGsでググりゃすぐ出てくるからちゃんとした詳しい説明は他の人に任せとくけど掻い摘むと
そろそろ地球ヤバいから具体的に解決しなきゃいけない事を
「17個ゴール決めて」
持続してける解決策を決めて世界のみんなで守ろうよ地球
って感じの世界単位な目標とそれに向けた行動指針がSDGsって事です👀
子供にもわかりやすく物語で伝える本
もう頭から火が出てる人もいると思うけどwこれ知れば知るほど面白いのよねホントは🎶
世の中いろんな問題があって、貧困だったり環境だったり、はたまた人と人との関わり方の差別だったりジェンダー問題だったり
でも自分ってなると近くで起きている事ばかりじゃないから、なんとなく漠然と問題があるのはわかってるけど具体的に関係は?ってなるじゃない?
そんなところでこの「おはなしSDGsシリーズ」は物語として具体的に身近なお話を作って、その物語上でSDGsに関する事を共感出来るシュチュエーションで教えてくれてる本で読み終わった後に
明日から自分の出来そうな事はコレだからこうやってSDGsの目標に参加してこうかな?
って思わせてくれる良い本なのよね👏
「目標14海の豊かさを守ろう編」
タイトルは「ぼくらの青」
んでもって今回うちの子が読みたいって言ってきて買ったのがこの
「ぼくらの青」
ってタイトルで
SDGs目標の中の14番目
「海の豊かさを守ろう」
をテーマにした読み物
具体的には小学生の主人公が世界的に有名なダイバーである兄から今起きている海の問題と、それを解決する為にコレから自分たちが出来ること、どう考えて先に進めばいいのか?を教わって
最後には自分も兄のようにカッコいい自然と共に生きているダイバーの仕事をして海を守って生きてきたいって目標を持つ流れのお話なんよね🐬
これ物語としては子供でもわかる様に考えられて作ってるから、難しい事は何もなくて全部で1時間もあれば読めるぐらいの内容量なんだけど
「現在の環境を改善しつつ、海洋や海洋資源を保全し、持続可能な形で利用できる世界を目指す」って言うSDGs目標14を
海にはどんな問題がある現在なのか?
↓
何を変えなければいけないのか?
↓
自分たちでも出来る事はなんなのか?
↓
どうやってそれを持続していくのか?
って
しっかりポイントを押さえて物語にしてる何気に
物凄い考えられて伝えられてる
素晴らしい本なのよね👏✨
釣りする人間には少々胸が痛いお話
ってんで
あっという間に読めて尚且つ勉強になったし、何より気持ちの部分で明日からいろいろ考えてもうちょっと海の事を勉強していこうかなってなった本だったんだけど📘
お話の内容詳しく書くと訴えられるから概要はみなさんで読んでもらうとしてw
釣りを40年近くやってる魚狩さん目線で刺さったトコを掻い摘んでちょっと紹介すると
主人公の小学生が世界的なダイバーの兄をいつか自分もああなりたい!って憧れの眼差しで眺めてたある日に、兄のファンの女性がビニール袋を落としてそれが風で飛んだのを笑って見ていると、兄は必死でそれを追いかけて拾ってその女の人に
「自分のゴミに責任を持って海を汚さないで欲しい」
って説教をしてる場面を見かけて
主人公の小学生はそれを見て「兄は照れ屋だからそんなんじゃモテないぞ」って冗談めかして最初は見てるんだけど、コレが後々の話のフリでその後いかにこの行為が大事な事かって海を大切にするお話に繋がってくんだけど‥
釣り人の皆さん心当たりありません?ビニールを海に飛ばしちゃったことありますよね?
ってんで恥ずかしながら魚狩さんも経験あるこんなどこにでもあるような行為の果てにこのお話では‥
ビニール袋をクラゲと間違えて捕食したウミガメの亡骸を見つける
って展開に繋がってて
兄に誘われてビーチクリーンへ初めて参加した主人公の小学生がそれに遭遇する、っていう衝撃の展開になっていて、そこから海洋プラスティック問題なんかのお話に繋がるのね👀
コレ
SDGs目標14海の豊かさを守ろう
他SDGsのキモな部分で
なんとなく見過ごして「軽く見ていることが大きな事に繋がっている」っていう【知識】を持って明日から変えていこう!
ってことなのよね👀
なんとなくコレって
釣り場のゴミ問題を初め今釣りが抱えてる問題へのヒント
だと思いませんか?
【釣り=環境破壊なのを自覚した上で】
「ゴミ問題で釣り場が無くなる?世の中はもっと先に進んでる事を知ろう!」
例えば前出のビニール袋
「あっ海に飛んじゃったw」
くらいの捉え方の人が釣り人でも大半で酷いのだとゴミの放置まで繋がってるのは良く聞く話👂
でもウミガメの話を全員が知ったら何人かは意識を高く持ってビニール袋を必死で海に飛ばないようにする人が出てくると思うよね?
でその中にはビニール袋自体が問題の根底にある事を知る人が出てきて、海にビニール袋は持っていかないようなる人が現れるじゃない?
そしてその次の段階では海に持っていく釣り道具の中に、餌etcの梱包材にビニールが使われている物がある事に疑問の声が起こるようになり
するとその輪が広がってく事によって
現場に持ち込む釣り道具にはビニールが使われなくなる
ってゴールまで繋がっていくわけね👏
現実問題遠い遠い道のりなんだけど⤵︎
ビニール袋の有料化なんかはこのゴールへのきっかけの一つで具体化されてるもので
自分の行動がどこに繋がるのか知る事
で全てのことが良い方向に向かっていける
ってのが今全世界で進められている目標であるSDGsの流れってワケなのね👀
すると今現在いろいろなところで
釣り場の問題
なんて議論されてたりお話が出る大半のキッカケってなんだと思います?
「海を守ろう地球を守ろう!」
って世界単位で世の中が動いてる最中で
【釣り場が無くなるからゴミを持って帰りましょう!】
って話をしてるのね‥
自分たちの行動がどこに繋がるのか未来を考える以前であまりにも利己的で自分勝手な理論だと思いませんか?
「大きく動いている世の中に遅れる事が釣りの未来を閉ざす」
ちょっと強い言葉になって申し訳なかったんですが‥
確かにほんと釣りを取り巻く環境って恥ずかしい話レベルがまだまだ低くて
ゴミを持って帰りましょう!
って当たり前のところでさえ啓蒙して活動していく必要性があって、それを続けることが海を守る事に繋がっていくからそんな活動なんかを否定してるワケではないのは理解して貰いたいんだけど🙏
魚狩さんも地元のこんな活動にたまに参加したりして海のゴミを拾ったりってしてる中でやっぱり釣りのゴミが多いのは実感してるのね
そんな流れで今現在で釣りってどちらかと言えば
ピンチな立場
であるのは確かな事で、あらゆる所でブームによるゴミ問題やコロナ禍におけるあり方、マナーやルールっていろんな事がいろんなトコロで語られていて、決して良いイメージがあるスポーツや娯楽では無くなってきてしまってるトコなんだけど
もっと大きな所で
地球がピンチ
な所で動いている世の中がある中で
釣りが出来なくなるからゴミを片付けましょうでは、何も世の中を動かせないからどんどん釣り場が封鎖されていってるのが悲しい現状なのよね⤵︎
物語の中で主人公の兄が語った言葉に
「海は俺たちのものじゃない。地球から借りているんだよ。だから大切に扱わないと。海の神様が怒る」
ってのがあってまさしく釣り人全員が今待たなきゃいけない意識で
海は釣り場じゃない
ってことを知る事が最初の一歩だって教えて貰った気分になった物語の一言なのよね👀
じゃあどうすれば?って答えはひとりひとりが釣り人として「釣り場や釣りの問題」を考えるんじゃなくて
普通の人として「海の問題」をちゃんと知る事
だと思うのね👀
例えば
海洋プラスティックの問題なんかを知れば、自ずと海の中に何かを残すラインブレイクなんてもっての他だと分かって
「釣りをする時は海にゴミを残さない為に細い糸は使わない」
って意識が広まって大瀬崎のような釣りの海中ゴミが一因で釣りが禁止になるような事例は無くなるだろうけど
※大瀬崎釣り禁止理由説明看板と海中の釣りゴミ写真
まだまだ釣り人って釣り以外の自然への知識が少ない人が多くて、良く根掛かりなんかで海藻引っかかってるルアーなんかアップしてる人いるじゃない?あんな中にも実は「ソフトコーラル」ってサンゴの一種ってのを知らないでアップしてる人が多いのはまだまだ悲しい現実なのよね⤵︎
また
海洋酸性化や富栄養化の問題なんかを知れば、フカセ釣りなんかの撒き餌コマセが流れの少ない港なんかの海底でヘドロを作っている事を知って、良く考えてパン粉やその他自然分解製品なんかの利用や、コマセの残し後の処理まで変わってきて港から排除される事例も減ってくるハズなのよね
※現在ではコマセもだいぶ環境が考えられていて18都府県あった禁止地域も東京・茨城・福井の3都府県のみになっていますがまだまだローカルでの禁止地区が多いのが現状です。
だから卵か先か鶏が先かじゃないけど回り回って
「釣り場を守るため」
にじゃなくて
「海を守る為」
に海のことを知れば
「知識が広がって」
自然と釣り場が守られる
ってのが答えなんではないかな?って中でちょっと読んで貰いたいのが
「おはなしSDGsシリーズのぼくらの青」
になります📘
「いちばんの目的を知っているからお願いが出来る」
このお話
ここまでいろいろ書いてきたけど、いちばん釣りの問題を解決するのに参考になるなって思ったのが主人公の子の行動なんだけど
ある日いつもの様にビーチクリーンに参加してると、クラスメイトの3人組からゴミ拾って汚いとかいい事してるって調子乗るなよ!って活動自体を冷やかされて、最初は嫌な気持ちになってこの3人組に苦手意識を持って出来れば絡みたくないって思うんだけど
時がたったある日いつもの様に冷やかされた時に彼は
「一緒にやってみない?楽しい事じゃないけど海を一緒に守ろうよ!一回でも来てくれるとすごく助かるし嬉しいからぜひ来てください」
ってお願いをするのね👀
コレって彼の目的がゴミ拾いのお手伝いではなく
「海を守る事に変わった瞬間」
でコレがまさにSDGs活動の
「大きな目標・ゴールの為に
【人々にお願いをして】
大切な地球を守っていく」
って姿勢なのね👀
すると釣りの話を取り巻く状況ってどうだろう?って考えた時いろいろな啓蒙や問題指摘の中で釣り場を守りたいって強い思いから
「お願い」
をしているものってまだまだ少ないな‥って気付かされて魚狩さんも見習わなきゃいけない🙇♂️っていちばん感銘を受けたトコロなのよね👀
なので
ぜひにいろいろと釣りの未来や海の事を考える最初のキッカケになったら嬉しいので暇な時に手にとってこの
「ぼくらの青」
を読んで見てくださいなお話でしたとさ🙏
【みんなも読んでほしい「おはなしSDGs 」Amazonリンク&釣り場のお話記事】
「ぼくらの青etc」
おはなしSDGs 海の豊かさを守ろう ぼくらの青 (おはなしSDGs 14)
いちばん話題な「お話SDGs」
「みんなはアイスをなめている」
のリンクも貼っときますのでこちらも読んでみてください
おはなしSDGs 貧困をなくそう みんなはアイスをなめている (おはなしSDGs―貧困をなくそう)
「釣り場のお話記事リンク」