※2021.3.2記事再構成版
【シングルフックとツインフック】
「ライトショアジギングのアシストフック」
ショアジギングの季節になると良くDM来るのが、ライトショアジギングでもツインフック使うとカカリ良くなるとかに関係あるんですか?とかジグ絡まないですか?とか
サイズのバランスどうやったらいーですか?ってインスタ見た方からくるツインフックの事で🙏ジグそんなアップで写って無いんだけど皆さん良く見てるなって思うやつでw
でもそんだけライトショアってなるとフック自体も小さいし、当歳魚の様な小型ってなると捕食も下手くそなんでバラす事多くて考えてる人多い証拠よね👀
比較的ライトの時だとスプリット使わないでスナップとか付属アシストそのままの、後はリア外すか外さないかぐらいな人が多い中で
今回は魚狩さんも標準で使ってるツインのアシストフックについて効果どうなの?なんて辺りを見ていこうかと🎶
「ツインフック使う利点」
結果から言うとシングルでもツインでもヒット率って変わらないのが実感ではあるんだけど、大型狙いで80g以上の時は伸ばされたりアシストライン切られたりしないようにシングル使うって時以外は
基本ツインフックにしてて、なんでツインフック使うの?って所を順序立て見ていくと👀
フッキング時の刺さり易さ
青物ってサゴシとかは別にしてしっぽからってか追っかけで食う事って余り無くて、落ちてくる頭食べるとか進んでる方向に追い抜いて先回りして頭ガブっとかがメインの食べ方🐟
だから実際フォールやジャーク後のただ巻きとかメタルジグでは「喰わせの間で掛かる率が高い」のは頭が狙いやすいタイミングになってるって理由からなんだけど
そうなるとシングルフックよりも多方向へ向いて居るツインフックの方が、魚が回ってくる角度に対して口の方へ針先が向く確率は高くなるので
結果的に吸い込み易さが違ってしっかりと口の中に入ってフッキング出来る事が多く、深く刺さるのでバラしにくくなるって利点が✨
口切れの多い青物にはツインフック
そして青物バラす原因で多いのが口切れとかテンション抜けの、フックに掛かるチカラが強すぎて穴が広る事によって起こる現象で
良くイナダクラスワラサ手前までの小型狙いのライトショアジギングってなるとみんな良く経験してるのがグングン!!ヒット!よし!ゴリゴリ!あっ‥ってやつ
ってなると1本のフックに掛かる力が分散したりすれば身切れしにくいし、方向が違うテンションが2つ掛かってれば多少のテンション抜けはカバーしてくれるかなって面も👏
実際ツインフックを使ってて掛かるのは
そしてそんな感じにフックが二つ掛かる前提で話したついでで話すと、使ったことない人が気になるのが「えっ2つ掛かるの??」ってとこで
実際には小型のブリ系で35センチ、カンパチで40センチくらい以下は1本しか掛かってない事多いんだけど、それ以上のイナダクラスからって必ずって言っていい程2本掛ちゃんとかってて
フックサイズにもよるんだけど、どちらか一本目が引っかかると迎えにいく様にもう一方のフックが寄るので
突進して吸い込んで捕食する青物では勢いで口の中に誘導されるって仕組みで、結果2本掛かる事が殆どになってバレにくくなるって寸法に✨
青物特有のねじ切れがしづらい
コレはイナダサイズの群れに当たって二桁ヒットとかのラッキーに出会った事がある方は知ってると思うんですけど
青物ってやり取りで逃げ回る時にスクリューする事が多々あって、1、2匹ではそこまで影響ないんだけど連続でやり取りしてるとアシストラインが捩じ切れる事が
そんな影響もアシストラインが二つだと捻られにくくて、抜き上げで切れてポロリなんて悲しい結末も回避しやすくなるのよね🎶
「ツインフックでみんなが気になるデメリットは?」
そんな感じにかなり有効性の高いツインフックなんでみんなそうした方が良いんだけれども、シングルの人の方が多い理由がいくつかあって
まずは根掛かりしやすいのでは?って思われてる点なんだけれども、確かに段差式のツインフックではアシストラインの長い側が根掛かり率が高くなるんだけど
それは何もツインだからじゃなくて根本的にアシストラインが長いからなので、向かい合わせなんかの同じ長さなツインフックで
ジグとの長さバランスがしっかりしてるならばツインだから根掛かりし易いって事は皆無になります🎶
そして二つだと一本が弱いって話が良くあるんだけど、そもそもブリクラスを掛けても平気な青物用ミノーとかでよくある#1サイズのトレブルフックより強度で劣る様なアシストフックは存在しないので
アシストフック一本がしっかりと刺さっていれば0番程度のフックでもブリクラス以上まで対応してるので強度を気にする必要はなくて
挙句の果てに先程書いた様にほぼ2つフッキングするので、そもそも強度でシングルフックに劣るどころかよりホールド力も含めて安心出来るのがツインフックになります🎶
【まとめとツインパイクAmazonリンク&フック記事リンク】
と言った訳で何気にライトショアジギングで使ってる人の少ないツインのアシストフックなんだけれども
実は吸い込まれ易くてフッキングがしっかりと決まって、バラしにくい上に2本掛かる事が凄く多いので強度的にも安定してて
言われてる様に根掛かりし易かったりって事も、段差式のアシストラインが長いタイプで、ジグの長さにしっかり合ってなかったりしない限りは大丈夫なので
ライトショアジギングではデメリットなしのオススメになるので試して見てくださいなお話でしたとさ✨
って事で使ってんのは定番の「デコイのツインパイク」でフックが向かい合ってるタイプだからジグの大きさにも合わせ易く
よっぽどサイズ感間違えてメタルジグのアシストフックサイズでのセオリーな2/3の長さを超えてるとかしなきゃ短いダックスでも細身のスメルトでもみんなが心配してる
ジグにフック絡まるって事も無いしだからコレ使ってます🎶
カツイチ(KATSUICHI)デコイ DJ-88 ツインパイク