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https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel.html
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【２３ヴァンキッシュを〝軽さ〟で選ぶなら】
「軽さのフラグシップ」
シマノ２０２３年の春夏リニューアルでリールのメインアイテムとなっているのが、２３ヴァンキッシュになっていてMGL（マグナムライトローター）シリーズのフラグシップとして圧倒的な人気を誇っている機種
元々はツインパワーをマグネシウムボディと樹脂ローターの組み合わせで派生させた「ツインパワーmg」が原型で、軽さを売りにしたリールとして発売したらコレが大人気になり
新たにci4+ 樹脂ローターを専用設計で開発して生まれたのが初代１２ヴァンキッシュとなる為に、常にフィーチャーされる部分は「ヴァンキッシュ＝軽さ」とコンセプトされて来て
１９ヴァンキッシュで遂に４０００番が２００gとなり、アブガルシアのゼノンが出るまでは世界最軽量を謳えるレベルまで軽量化したシマノ軽量リールのフラグシップになっているんだけど
度々話題に上がるのがその剛性や強度についてで、フルメタルボディ設計では無くなった前作から「軽さイコール弱さ」の様な事も言われがちになり
人気の反面、物理的に軽いリールが必要なトラウトetcのウルトラライトロッドとの組み合わせや、サーフ用軽量ロッドとのバランスで選ばれる事が多い使用範囲の狭いリールとしてのイメージも
今回はじゃあ実際には最新２３ヴァンキッシュまで進化した軽量フラグシップ機種はどんな場面で活躍出来るのか？そして軽いリールを選ぶ事の意味とは？なんて角度から最新人気機種を見て行こうかなと🎶
「ステラと比べるから分からなくなる剛性と強度」
まずは世間のイメージ「ヴァンキッシュ＝か弱い」みたいな所を見ていくとして、参考になりそうな記事を前に２１ツインパワーＳＷ発売の時に書いたんだけど、ブログ始めたてでまぁー今見ると酷い文章なのでwまとめると
よく言われる剛性と強度の話として「剛性は変形のしにくさ」で、「強度は破損しにくさ」になっているので良くステラより強度が！みたいに言われるのは間違いで
フルメタルで構成されているステラは確かに変形しにくいので「高剛性」である事は間違いないんだけど、いざ全体の強度となると柔らかい樹脂パーツを使っているヴァンキッシュの方が完全破損しづらいので「高強度」に
そして剛性は設計で作られる全体のバランスから成り立つので、個々のパーツによっては大きく左右されないものな上に、２０００番でマグロを釣るなら物理的な強度がある金属パーツを組み上げたステラの剛性が必要だけど
適正な魚種を釣るのに必要な剛性は備わっているどころか、ヴァンキッシュに至っては足つき側にマグネシウム合金で支えを作っている所へギアボックス側を構成しているのでツインパワーよりも本体は高剛性となり
結果、剛性って面でもシマノ汎用リールの中では最上級のレベルに位置しているので結果かなり高強度・高剛性のリールに👏
それなのにどうしても価格帯や立ち位置からツインパワーと比較されるよりも、リールに巻けるラインのキャパ超えて無駄に強いステラと比較される事の方が多いリールな上に
先代ではステラベースのプロトタイプな１７ツインパワーXDって存在があったので、ツインパワーと比べても弱いかの様なイメージが付いてしまって居るだけなので
実際はかなりの高強度・高剛性リールであるのが２３ヴァンキッシュとなるわけなのよね🎶
※画像の切り取り方に悪意はございませんw
「壊れやすい？リールが軽いと起こる事」
２３ヴァンキッシュがしっかり強いリールだってわかった所へ、今度は軽いって直接の所を見て行くとまずはボディの総重量が軽いって点で言われるのは操作性の良さ
言わずもがな重さと言う抵抗が少ない事で得られるキャストフィールや巻取り時のスムーズさは軽ければ軽いほど良くなるもの
そして回転部分のローター部品が軽い事がさらに感度の部分にも関わって、軽さで回転の抵抗が下がる事による感度が増すのがMGLシリーズの利点なわけよね🎶
ただロッドとのバランスって面ではデメリットとなる場面もあり、いわゆる先重りと呼ばれるリールが軽すぎる為にタックルのバランスが先端側に寄ってしまい
キャストやリーリーグが疲れたり、はたまた場面によってはルアー操作がしづらくなったりするんだけれども、実はデメリットと言われがちな先重りもシュチュエーションによってはメリットになる場面もあって
それが重いルアーを投げたりロッドを立ててアクションする釣りに使う時で、例えばエギングなんかでは下方向へのアクションがしやすくなる為に非常にしゃくり易くなる上に、フォール中に立てたロッド先端への感度が上がったり
バチ抜けシーバスで表層を漂わせる様なルアーを使う時なんかもドリフトしたルアーの挙動を制御するには先端側に重心があると、少しのチカラ入力でラインコントロールが済むので感度が増すメリットがあるわけなのよね
そんな所でトータルで考えると理論値よりも現場感覚では「リールが軽い＝メリットの方が多い」って言うのが軽量リールが人気になってヴァンキッシュが生まれて来た原点とも言える理由なのよね🎶
「じゃあ２３ヴァンキッシュの出番とは？」
はい！ここまで来たら「魚狩はんあんた結局コレが言いたい為に記事書いたな？」って感の鋭い方は気づいたと思うんですがw
そうですこのブログ「釣りより魚狩」はいちをショアジギングブログって事で、２３ヴァンキッシュがいちばん適している釣りって実はショアジギングなんですよね🎶
実際コルトスナイパーのHクラスにツインパワーXDとかでショアジギングされた経験のある方はご存知かと思いますが、ロッドに対して軽すぎるリール組み合わせるとしゃくり易いことしゃくり易い事✨
ただ実際はライン号数のキャパと合わないのでセレクトが難しくなって通常バランスを選ぶ事になる上に、さらに上へいくと８０００番で先重りするロッドなんてフカセで使うピトンみたいな鉄棒ぐらいなのでwなかなか体験しないシュチュエーションなんだけど
ライトショアジギングクラスのロッドでヴァンキッシュやヴァンフォード使った事あるともう病みつきな快適さで、疲労がいちばんの敵であるショアジギング では最大級の利点に
「ショアジギング 疲れる」なんて検索ワードで一位取っててショアジギングシーズンにはアクセス凄い事になってる魚狩さんからして、この部分は大きな声で伝えたいところなのよね🦻
ロッドバランス、ロッドバランスって良く言われててこのロッドに合うリールは？このリールに合うロッドは？なんて事がルアーロッドでは良く言われる中で
実は筋力がある人は均整の取れたセンターバランスだと投げづらいし、体力の無い方はしゃくり疲れ易いなんて事もあってバランスを考えた所で人それぞれな所なんだけど
「軽いから疲れない＆投げ易い扱い易い」は万人に共通項になる部分なので絶対的な正義になり得る所へ、実はツインパワーを超える剛性と強度を備えていて
さらに飛距離や巻上げトルクの面でも２２ステラ技術満載の２３ヴァンキッシュは巷で言われている様な繊細な釣りだけに使うのでは、その真価が発揮出来ない実はショアジギング適正MAXなリールなんです🎣
【まとめと２３シマノ新製品リンク】
といったわけで今回はなんならソルトでの釣りに適さないぐらいの事言われがちな、ヴァンキッシュを軽さと強さの面から紐解いてみたんだけど
そもそもが剛性・強度共にボディ設計や素材から考えると汎用リールの中では最上級クラスで、ステラと比べることが多すぎて弱いイメージが付いているだけで
さらに軽さのデメリットと見られがちなロッドとのバランス論も、結局はその人の好みから筋力や体力による所が大きくそれよりも軽量のメリットは計り知れない部分があって
特にツインパワーシリーズで染まってるショアジギングでは、最新技術が詰め込まれた２３ヴァンキッシュが一石を投じる存在になる事間違いないよーなんてお話でしたとさ🎶✨👏
まぁーちなみに良く考えたら分かる話でここ１０年でのライトショアジギングロッドの軽量化と５０００番台迄のリール軽量化って圧倒的にリールの方が軽くなってるんだからそう言う事よね🎶
SW機の６０００番以降はむしろ重くなってるけど‥w
