【バレットファスト三浦半島ライトショアインプレ】
「デュエルNew青物ミノーバレットファストは大物仕様」
先日紹介記事を書かせて頂いたデュエルからこの秋に発売となる大型青物用ミノーの「ハードコア バレットファスト140」
デュエル独自のぶっ飛び機能マグバレット採用でミノーとしては規格外な80mオーバーの飛距離が出る事を筆頭にそのポテンシャルの凄さを発表スペックから紐解いてお伝えして来た流れで
その後デュエルからサポーターサンプルとして実物が届いたので、実釣インプレとして使ってみた感想etcをお伝えしようと思っていたんですが
本来ならばバレットブルを始めバレットダイブ、ウォータードライブetcと比較的大型青物をターゲットとしたシーリーズに属するので、PE3号以上を使うターゲットに使う所
魚狩さんの釣行タイミング的に三浦半島etcライトショアのピークシーズンとして、イナダやショゴと言った小型ターゲットを狙う時期に差し掛かっていたので
せっかくなら別視点として「ライトショアゲームでも使えるの?」なんて辺りを今回は実釣行インプレとしてお伝えしていこうかなと🎵
「ターゲットサイズ的には問題ないボディスペック」
詳しいスペックなんかは前回の記事を参考にしてもらうとして、まずライトゲームで使うのにいちばん懸念が出る部分が140mmボディにロングビルミノーとしての大型リップを含めると20センチ近い大きさになる所と
強烈な大型青物に耐える仕様として#1の太軸大型フックを背負って居る所で「シルエットが大き過ぎて反応しないんじゃない?」「えっイナダサイズがフッキング出来るの??」なんて辺り
見た目のフォルムはまさに大型専用な仕様
確かにミノーとしてボディ的にインパクトのあるサイズ感なのでライトゲームに引っ張り出すか?と言ったら、同じ様なレンジや飛距離の仕様で様々なサイズ展開のあるハードコア ヘビーミノー (S)の方を選ぶ方が多いんじゃないかな?と言った印象ではあるものの
青物ゲームの鉄則として目立たせたもの勝ちな傾向があり、沖磯などで80センチオーバーの青物を狙った釣行をされて居る方は220センチのダイビングペンシルに40センチクラスの幼魚が盛んにヒットする経験していたりするのと同様
実際に今回の実釣行でもナブラからヒットしたイナダのサイズは40センチ弱の、正確に言ったらワカシクラスで20g6センチ程のメタルジグを中心に狙う様なサイズなのにも関わらず1投でヒットと
フォルムの大きさが有利に働いて釣果を生み出して居る辺りは、わざわざバレットファストをライトショアでチョイスする理由付けも出来た結果に✨
フックサイズに関してはヒットという観点と抜き上げる時の安定感では抜群ではあったんだけれども、今回のかかり方がリアフック一本でも下顎側にフッキングであった為にダメージ的には魚体に対しての比率で少し心配な大きさに貫通していたので
魚狩さんの様にお持ち帰り前提ではなくリリース前提でのゲームに使うのであれば#2以下ないしは細軸及びバーブレスのトレブルフック、またはシングルフックへの交換は必要かなという印象となりました👀
口元アップしてもらうとなんとなくイメージ掴めると思うんですが、現場では出血から早めにフックオフさせる必要性を感じたのと暴れた時に他のフックでのダメージが心配で外してからの撮影にした感じに
「タックル的にはライトショア用で扱えるの?」
そんな感じでターゲットとして釣れる釣れないで考えた時にはライトゲームのターゲットでも全く問題の無いバレットファスト140なんだけれども、今回、実は実釣行で魚狩さんがいちばん試したかった事がこちらで
確かに釣れるんだろうけど実際にライトショアジギングタックルの60グラム前後キャパなタックルで扱えるかどうか?と言った点で、スペック的には45gなので「えっ普通に投げれるでしょ?」と思われがちなんですが
メタルジグやペンシルではなく「ミノー」となると、〝ロッドスペックで投げれる〟と〝しっかりと実釣行として成立させられる〟は別物で特に大型のミノーとなると「空気抵抗」の部分がキャスト動作の時点で大きく影響するので
先程話に出たヘビーミノー (S) も60g程のメタルジグ迄を想定したライトタックルでは、スペック的には平気でも110mm37gを投げると飛距離や精度の部分でキャパオーバーとなり90mm29gが的確なサイズに👀
でそこを踏まえて実際に投げて来た感想としてはまず重心移動システムのマグバレットが入っている事から、ショアジギング用のバットから曲がる設定のロッドでないと使う意味が無いというのが正直な所
今回ショアガンエボルブH+(詳細スペックSFTGS-103H+)とコルトスナイパー XR S100Mでは何も考えずにキャストしてもマグバレットがしっかりと作動したのに対して、ディアルーナ S106MHでは少し振り遅れると入らなかったのでそこら辺が扱えるロッドキャパの境界線になるかな?と言う感想
コレに関してはマグバレットのシステム上、威力は半減するとは言えキャスト前にルアーを振ってボール球をマグネットから外してからキャストするという解決策もあるんだけど
もう一点ミノー全体の大きさから空気抵抗が大きくしっかりとマグバレットのボール球移動の勢いが無いと最後まで飛行姿勢が保てなくて飛ばないという現象が出やすくなるので
結果的にロッドキャパの境は60gのメタルジグが快適に投げれるタックルならば問題なく使えると言った感じでに🎣
参考までに実際の飛距離はどうかって所は、ショアガンエボルブH+にPE2号で60gメタルジグが糸読み80m飛ぶ気象条件(若干の向い風)の中で
なんと最高70mでアベレージ65m程と謳い文句通りメタルジグの8割はライトショアタックルでも飛ばせる結果となりました✨
ちなみにどんなキャストでも基本中の基本の「ルアーを落ち着かせてから振り始める」を徹底しないとマグバレットのボール球移動の影響で
ミノーでは他に類の無いスピードで射出されるのでブレが一般的のミノーより顕著に飛行姿勢に影響してビックリするぐらい飛ばないので
魚狩さんの様に基本がまだ完成されていない人には多少練習が必要になったんだけどねw
最初「ヤベー!ライトタックルじゃ全然飛ばないじゃん!」って文句言ってたのはナイショ🤫w
「トータルでライトショアゲームに必要?」
そんな所でターゲット、タックルスペック的にイナダを始めとするターゲットを狙うライトショアゲームでも〝バレットファスト140〟は使う事が出来るミノーとなっている訳なんだけど
結論としてじゃあわざわざ大型青物用ミノーを使う利点はあるの?って所では2点で、まずはこのミノー最大の特徴でもある飛距離の優位性は絶対に必要となる特徴
基本的にはボール球移動をしっかりとさせる為にかなりの初速が必要となる為ライトタックルで飛距離が落ちてしまう重心移動システムは良くあって、シーバスタックルなんかでは扱い辛くなる事が一般的なんだけれども
想定されているシュチュエーションより下の60gキャパのロッドでもしっかりと完璧な飛距離が出るのはマグバレットの凄さを物語る点
そしてもう一点はそのシルエットの大きさに似合わない繊細な動きで、コレはデュエルの動画見るよりも実際に目の前で見て欲しい程どのリトリーブ速度でもしっかりと水中姿勢を保って泳ぐ泳ぐ✨👏
そしてこれは大型ミノーでありがちな喰わせの間合いに少しリトリーブ速度を落としたら動きが破談してバイトに繋げられないなんてアルアルを解決してて
今回も早いメタルジグをナブラ入れて無反応な所の追撃でリトリーブ速度落としたミノーが一発ヒットした辺りからも伝わって来る特徴に✨
水中動画なんかはこちらから☟
【まとめと三浦半島ショアジギング関連記事】
と言ったわけで今回デュエルから新発売するぶっ飛びミノー「バレットファスト140」が本来なら大型青物用ミノーな所に、ライトゲームでは使えないの??なんて辺りを実釣行インプレとしてお伝えしてきたんですが
実はネタバラシすると普通に三浦でライトゲームやった後に地合いが終わってから、本来の大型想定タックルで操作感なんかのインプレを書こうと思って3号タックルetc持ち込んだ釣行をしてたんだけど
磯歩きの都合でたまたまサブのライトタックルにセットしてたら目の前でナブラ立ってメタルジグで反応無いからって投げてみたら一撃で釣れちゃうもんで、方向転換した記事になりましたww
キャストフィールなんかは気になってたんで試して見ようとは思ってたんだけど、まさかの初投入で釣果ゲットだったんで色々と試してみたら思いもよらずライトゲームでもかなりな戦力になる事が分かった「バレットファスト140」
コレからシーズンインしていくライトゲームシーズンに一つ揃えておいたら美味しい思いが増えそうなアイテムなので間も無くの発売を楽しみにお待ちください✨
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遂に発売開始🎵
DUEL(デュエル) ハードコア バレットファスト (S) 140mm