- 【新生24ツインパワーはインフィニティループ他フル技術搭載での登場が決定!】
- 【まとめとシマノ2024春夏新製品リンク】
※トップ含む以降画像及び動画リンク
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel.html
https://m.youtube.com/@SHIMANO_TV/videos
【新生24ツインパワーはインフィニティループ他フル技術搭載での登場が決定!】
「コンセプトは質実剛健 〝剛〟の24ツインパワー遂に登場」
質実剛健
スピニングリールの可能性を広げ続け、盤石の進化を遂げたツインパワー。初代モデルから現モデルまで一貫して過飾をせず、実釣における耐久性、機能的であることを追い求めてきました。この不変のコンセプトがフィールドに足しげく通うコアなアングラーに安心感を与えてくれるとともに、ツインパワーはアングラーと強固に繋がり、その一部となって体験を心に刻んでゆきます。ツインパワーは、ステラに搭載されている最先端の技術、インフィニティクロス、インフィニティドライブ、インフィニティループ、デュラクロス、アンチツイストフィンを搭載。細部に至るまで機能性を追求し、実直なまでにアングラーへ寄り添う存在になります。
さぁーと言った訳でいよいよ釣り人にとって一年で最も楽しみな各メーカー新製品発表の時期がやってきて、1月12日にはとうとう大注目なシマノ新製品が公式特設サイトやYouTubeチャンネルで公開になった所✨
例年より早く釣りフェスティバル前に発表となったシマノNewアイテム達は全て大注目なアイテムとなった訳なんだけど、その中でもいちばんの注目となって居るのがなんと言ってもシマノリール伝統の象徴として名高い名機ツインパワーの最新機種「24ツインパワー」の発表
以前からライバル機の公式発表や釣りフェスティバルでのステージイベントタイトルから発表は確実視されていた中でも、今だに賛否両論が多いインフィニティループが搭載されるか否かで大注目されていた訳なんだけど
蓋を開けて見ればやはりシマノリールでもトップクラスの地位を誇る「24ツインパワー」ではシマノの最先端技術をフル搭載する形での発表となり、ステラ技術を全て詰め込んだ「新しい〝剛〟の象徴」としての発表となりました✨
インフィニティループ搭載しちゃってトラブル無くショアジギングで使えるの?なんて雑談がてらのお話しはコチラの記事から👇
「24ツインパワー搭載インフィニティ技術」
インフィニティループ
ライン放出抵抗大幅低減、抜けるようなキャストフィール
密巻きを超えた "超 "密巻き。内部構造の進化により、スプールが上下動する速度を圧倒的に低速化。スプールにラインが1本1本整然と緻密に巻き付けられていくことで、ラインの放出抵抗を大幅に削減することに成功。抜けるようなキャストフィールやスムーズなラインの送り出しを実現しました。
それでは早速、発表された新生「24ツインパワー」の中身を見ていく所でまずは何と言っても毎回騒がれる「インフィニティループ」が結果的には採用となりましたのでそちらの話を最初に時間を割いて見ていく事に👏
まずどんな技術かおさらいすると、中間ギアの2個を一体成型化して1個にしたスペースへもう一枚ギアを増やした構造により、ハンドル回転あたりのスプール上下動を緩やかにした
いわゆる「スーパースローオシュレート方式」と呼ばれる仕組みを採用する事でラインを密巻きにする技術で
それにより放出時のラインが円状に出ていくスピニングリールに於いて、その円形がコンパクトな形状を保てる事から抵抗が激減して爆発的に飛距離が上がる特徴が✨
そんな22ステラ世代最新の設計ギア構成で飛距離というリールにとっていちばん求められる能力を最大限まで引き出すメリットがあり、もはや革命と言っても良い技術な所へ
何故賛否両論が絶えないか?と言うとその諸刃としてライントラブルが多くなる点があり、22ステラへ初搭載されてから約2年ほど経て
一般のトラブル相談事例を参考にシマノでもステラ•ヴァンキッシュの改良が続いている中(大々的に公表はされていませんがベール角度等の微調整が最新ロットではされています)
まだまだメリットをデメリットが上回る様なSNS上の書き込みもあり、遂にはダイワの機種や非搭載機種への買い替えをして居る方もいる程
「道具」という物は使う人間の扱い方で良品にも成れば粗悪品にもなり得るので、結果的には選ぶユーザーの判断になるのは当然とは言え
リールを「機械」と捉えるとやはり「人の動作を助ける」事を期待されるので、人間側の技術力や扱い方のフォローを必要とされる物は「結果的に製品として劣っている」と判断されても致し方ない所
しかしながら今回、販売戦略的にもさらにブランドとして名前の影響力的にもシマノリールの中でいちばん重要な「24ツインパワー」へ搭載を決めたという事は
これまで2年間の市場での反応や実際のテストetcと膨大なデータ上「インフィニティループは使用上のメリットが上回りトラブルも確率的に問題がない」と判断されたというワケで
実際問題22ステラや23ヴァンキッシュでも良くトラブルの報告を目にするのは初期ロットの物が多く、現行ロットではむしろトラブルは聞かない事から
全ての微調整が終わり「機械としても万全」に仕上げた仕様で満を辞して登場しているのが「24ツインパワー」であるとの捉え方も出来るので
インフィニティループの本当の実力が発揮される真の最新技術搭載機種はこの「24ツインパワー」となる事から発売が待ち遠しい限りよね✨
ちなみに「24ツインパワー」のスプール互換性は?
ちなみにこれは22ステラが出た時に気になったんでシマノに問い合わせたんだけど、インフィニティループ搭載機でも非搭載機でもロングストロークスプール搭載機同士ならばドラグノブごとの付け替えで互換性があるそうです
インフィニティクロス
確かな設計・製造技術による圧倒的なギアの耐久性
ギア歯面の設計・製造技術の進歩 によりドライブギアとピニオンギアの噛み合う接地面積が向上。その結果ギアの歯面にかかる負荷をより広範囲へと分散することに成功。集中的にダメージを受けて損傷することを防ぎ、従来設計と比べて耐 久性が約2倍に向上しました。
※当社基準ギア耐久テストによる
注目だったインフィニティループで少し長々とお話ししたのでここからはおさらいがてらサクッと説明するとして、次の搭載技術はメインギアの最新技術である「インフィニティクロス」
簡単に言うとギアの擦れる部分を大きく取って、それによって力を分散させギアの耐久性を上げるって技術で
ボディサイズの限られるリールに於いてこれ以上メインギアのサイズを上げる事は出来ない中で、歯面の設計見直しにより耐久性を上げて来た何気に凄い技術
ドライブギアとピニオンギアの噛み合わせの耐久性はそのままリールの耐久性に繋がるので、強さを売りにしている〝剛〟のリール「24ツインパワー」でも採用となりました👏
インフィニティドライブ
つねに主導権を握れる、パワフルな巻き上げ。
これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持することで摺動抵抗を大幅に軽減し、さらにメインシャフト自体に特殊表面処理を施すことで回転トルクを低減。高負荷時でも積極的に巻き上げられるリールへと進化してい
そして「24ツインパワー」搭載のインフィニティ技術最後は、シマノのリール駆動方式であるクロスギア方式の技術「X-SHIP」構造のメインシャフト駆動方法強化版である「インフィニティドライブ」
これもシマノの説明文が少しややこしくて誤解を生み易い所と、23ヴァンキッシュで途中仕様が少し変わった事からプチ炎上してた技術ではあるんだけどw
要は今までのX-SHIPからメインシャフトの支持方式を改善した上で素材の表面処理方法も変えて抵抗を減らした事により、チカラが掛かった時の抵抗を30%低減してよりトルクフルな巻き上げを実現した技術
実際22ステラは当たり前として、ショアジギングで23ヴァンキッシュ使ってみてもメタルジグのシャクリだけで巻き上げてくるスムーズさが段違いなのがハッキリと分かるので
いろいろと情報ベースでみるとリールのクロスギア方式は部品点数も多く分かりづらいので、説明されても眉唾な部分も出てきて誤解を生む事も多いんだけど、是非に試して貰いたい「24ツインパワー」では売りな技術です✨
「その他搭載注目技術」
DURAクロス
圧倒的な耐摩耗性、滑らかかつ安心のドラグ性能
新材料による新しいドラグワッシャー。従来のドラグワッシャーを構成する繊維方向に直交する形で新しい繊維を織り込み材料を強化。滑らかなドラグ性能はそのままに、耐摩耗性を10倍以上に高めることに成功しました。
※当社比較テストによる
そしてインフィニティ技術以外にもステラ採用の技術は全て24ツインパワーには受け継がれていて、まずは一つ前のカーボンドラグワッシャーから繊維方向等の工夫を加えて、ドラグワッシャー素材を新素材にする事によってドラグ性能の耐久性を大幅にアップさせた機能であるDURAクロスが採用に
本来ならカーボンの方が耐久性が高かった所へ、硬いカーボン素材から柔らかなフェルト新素材への変更が耐久性としても可能となった事で、フェルトならではの滑り出しの良さを実現しているので
ショアジギングを始めとしてドラグをギャンギャン鳴らす相手との格闘が想定されるシーンで選ばれる事の多い「24ツインパワー」にはもってこいの技術👏
アンチツイストフィン
より快適な釣りへ、ライントラブル抑制構造
ラインローラー部に近接するように弾性体のフィンを設置。ラインのたるみを抑えることでスプール下部にラインが脱落する現象やラインがよれたままスプールに巻き付けられる現象を軽減します。
続いてインフィニティループのトラブル性をサポートする為に生まれた「アンチツイストフィン」も採用されていて
本来インフィニティループが無くてもライントラブルが多いショアジギングやヒラスズキ、そしてサーフ等の風を始めとする気象条件の厳しい海でのルアーフィッシングで使われる事の多い「24ツインパワー」では有り難い機能の一つに👏
新形状AR-Cスプール
従来のAR-Cスプールと基本性能は変えることなくよりライントラブルレスな形状へと変更。スプールリングとドラグノブ側の形状、角度を変更することでドラグノブ側にラインが絡むトラブルを大幅に抑制します。また、スプールリングにはステラSWで実績のある強力な耐摩耗性処理を施したバリアコートスプールリングを採用。滑らかな初期状態が持続します。
そしてシマノ製品ページに詳しく記載は無いものの製品画像からと以下のバリアコートスプール採用の話から、アンチツイストフィンと共にライントラブルの軽減へ繋がる新形状AR-Cスプールも採用されている模様で
ライントラブルが致命的な一瞬の地合いとの戦いが多いショアジギングやヒラスズキでの利用が多い「24ツインパワー」には心強い装備に✨
バリアコートスプールリング
21ツインパワーXD、22ステラ同様に傷がつき難いバリアコートスプールリング採用となりました。
ちなみに23ヴァンキッシュには非採用です。
剛性重視のステラやツインパワーの特権です。
※ブログ 黒田健史の「いろはにほへと」さんより
そしてこちらもシマノ製品サイトにはAR-Cスプールの技術マークだけで新形状AR-Cスプール説明の記載は無い所で、開発関係者であるJB TOP50シリーズトーナメンターの「黒田健史」さんのブログにて
22ステラ、21ツインパワーxdにも採用されているヤスリでも削れない強度を持つスプールエッジ強化技術である〝バリアコートスプールリング〟が24ツインパワーにも採用された事が記載されています✨
「24ツインパワーメインスペック」
詳しいメインスペック表はこちら🎵
「24ツインパワーラインナップ」
C2000S
2000系ベーシックモデル。
1000番サイズのボディ&ローターに2000番サイズのスプールを装着したライトソルト・エリアトラウトの定番モデル。ナイロン
4lb-100mのラインキャパで幅広い釣りに対応。ライトソルト、エリアトラウトを始めるならまずこのモデルから。
C2500SXG
2500Sエキストラハイギアモデル。
1000番サイズ最速の1回転87cmのハイスピードモデル。自重
180gで2500番のハイギアと同等の巻上長。コンパクトですばやいラインスラック回収を活かして繊細な操作を行う釣りや、手返しを重視する釣りに適しています。
2500S
バス用スタンダードモデル。
バスフィッシングに使うならまずこのモデルから。ノーマルギア比仕様、フロロ5lb-100mのラインキャパで、スローな釣りをメインに展開するのに最適です。
2500SHG
2500Sハイギアモデル。
バスから本流トラウトまで使える2500番サイズ系ハイギアスタンダード。手返し重視のバスフィッシング、流れの中でのルアー操作にすぐれたモデルで、バス、トラウト、エギング、ライトソルト、なんでもこなせる一台です。
C3000
淡水からソルトまでなんでも使えるバーサタイルモデル。
ナイロンからPEまで使える余裕のラインキャパ。ドラグカも十分で、あらゆる釣りに対応する汎用性の高いモデル。ノーマルギア比仕様でスローな釣り、巻き上げトルクの必要な釣りに最適です。
C3000MHG
淡水からソルトまでなんでも使える バーサタイルハイギアモデル。
C3000系スタンダードモデル。ハイギア仕様でどんなシチュエーションでもこなせる万能モデル。このサイズで悩むならまずこのモデルをおすすめします。
C3000XG
C3000系最速巻上げモデル。
コンパクトでありながら、ハンドルー巻き94cmという巻上げスピードを搭載。高速巻上げが必要な釣り、手返し重視の釣りに最適なモデルです。
3000MHG
パワーと繊細さを兼ね揃えたモデル。
4000番サイズ系ボディに2500番サイズ系のコンパクトなスプール&ローターを搭載した3000モデル。4000番サイズのパワフルな巻上げと、コンパクトなローターで、繊細な巻きとパワーを両立したモデル。スプールは2500、C3000と互換性があるため汎用性も高くなっています。
4000M
4000番サイズのスタンダードモデル。
4000番サイズでありながら不意の大物にもしっかり対応可能。
Mスプール搭載で1号から1.5号のPEラインを使用する釣りに最適。巻き上げ力重視、スローな釣りに最適なモデルです。
4000PG
4000番サイズのパワーモデル。
ローギア、ロングハンドル、ラウンドハンドルノブ搭載で、最も巻き上げパワーのあるモデル。大物を根から引き離す、そんなパワーが必要な場合はこのモデルです。
4000MHG
4000番サイズのスタンダードハイギアモデル。
遅すぎず、速すぎないちょうどいい巻取り速度。幅広い釣種に使える汎用性の高いモデル。Mスプール搭載で1号から1.5号のPE
ラインを使用する釣りに最適。XGでの巻き重りが気になるアングラーにおすすめです。
4000XG
サーフフィッシングスタンダードモデル。
サーフをやるならまずこのモデル。ハンドル1回転101cmの巻上げスピードからくる圧倒的なラインスラック回収能力で、波にルアーを大きく手前に押された時や、横風でラインを大きく流された場合もタイムロスなくルアーを瞬時にアクション可能。ヒラスズキにも最適です。
C5000XG
ライトショアジギング、ライトショアキャスティング用モデル。
ラウンドハンドルノブ+ロングハンドル搭載で、タフでコンパクトな5000番サイズ。青物をターゲットにして、操作性や自重を重視するならこのモデルです。
※唯一ラウンドノブ採用
「24ツインパワー発売日」
発売日はまだ未定となっているので、確定次第こちらでもご案内します🎵
ちなみに村田基さんのYouTubeチャンネルでは3月末??的な話でしたが果たして?w
「〝剛〟の象徴 質実剛健コンセプトの24ツインパワー」
ひと通り発表された部分を並べて見るとこんな所でシマノも満を辞した感の強い「24ツインパワー」の登場となり、早くも発売が待ち遠しい限りで✨
ショアジギングやヒラスズキを長年やっているので【シマノリール=ツインパワー】というイメージが強く、何故ステラじゃないの?って部分はやはり
ステラより修理維持の金額面的な扱いが楽なのに、巻き上げの強さや頑丈さそして耐久性と言った〝剛〟の部分では引けを取らない辺りがあるからで
「ステラ買うならツインパ2台」なんて言葉があるくらいに同じ考えを持たれている方は多いと思うのが「ツインパワー」という存在なんだけど
正直な所、前作20ツインパワーに関してはギアボックス構成もステラと大幅に違ってしまった為に、防水技術の部分以外は特に「ツインパワーだから」と言った部分が少なく〝剛〟の部分が際立たなかった印象であった所へ
今回はシマノも全面的に〝剛〟の部分を押し出して来て、ステラからしっかりとギア方式を丸っと受け継いだ技術構成になっているのと同時に
これから展開図が出たら詳しく見ようかと思うけど細かい部分でヴァンキッシュと強さの差別化もなされて居そうなci4+ アピールも混ざったYouTubeプロモーション動画だったので
やっとあの強さの象徴である「24ツインパワー」が〝剛〟のコンセプトを纏って帰ってきたと言ったのがファーストインプレッションと言った所よね😊
【まとめとシマノ2024春夏新製品リンク】
と言った所で遂に発表された「24ツインパワー」は大方の予想通り、23ヴァンキッシュ以上にバリアコートスプールリングまで加えたステラ技術を全て受け継いでの登場となった訳なんだけど
元々22ステラの最新技術自体が、SW機ではない汎用リールでのショアジギングやヒラスズキへの対応と言った強さを求められる使用が市場で増えた事を意識した物で
その目玉のインフィニティ技術三つも「飛距離•巻き上げ強度•ギア強度」とまさにツインパワーで求められる事そのものの技術である為に、今回そのまま全て採用になった嬉しい流れに👏
心配なのは「インフィニティループ」の評価が市場でいちばん利用度の高い「ツインパワー」でどうなるかと言った所ではあるんだけど
だからこそ23ストラディックとの差別化という部分でも「シマノリールの〝剛〟の極みはこれです!」と言った威風堂々とした登場にも見えた「24ツインパワー」
発売はまだ未定ともう間も無く発表される見込みなので、是非に発売開始しましたら手に取ってみてくださいね✨
さて先日21ツインパワーxdを買ってしまったので、サブ機を23ストラディックにするか24ツインパワーにするかそれとも25ツインパワーxdまでまつか‥悩むよねw