【19ラフィーネ初卸釣行の初島メジナ】
「少し不調な初島メジナ」
「冬のメジナと言えば初島」ってくらい船着場の第一漁港で簡単に40オーバーまで楽しめる、関東屈指のフカセメッカも今シーズンは少し様子がおかしくて
本来なら少し餌取りが落ち着いてくる12月くらいからは数が出る所、なかなかにタカベの猛攻が落ち着かずベテランでも30オーバーがやっと一枚二枚なんて日も多く
年明けからも中々調子が上がらないまま少しずつ釣り人も遠ざかり気味で、平日釣行となると少し天候が悪ければ新堤に釣り人の姿が見えないなんて状況になっている初島
魚狩さんも多分に漏れず前回1月年明け早々に訪れた時もタカベの猛攻に第一で惨敗の気配を察知して、午後から第二テトラまで流れてなんとかボウズは回避なんて釣果で
サイズ感も40オーバーどころかブダイマスター魚狩の二つ名の通り、キープサイズがブダイの方が大きかったぐらいな釣行だったのよね⤵︎
そんな状況下でホントは前回良かった根府川へ向かおうかと思ったんだけど、風の感じからなんとなくの思い付きで当日急遽初島へ足が向かいイルドバカンスへ乗船すると‥
釣り人3人‥嫌な予感がする光景w
「北風爆風で第一表側は断念」
まぁーでも場所も選び放題って事で久々に第一先端も良いかな?なんて思ってたんだけど着いて見たら波被ってるレベルだったので風裏までお散歩
着いて早々に撒き餌撒いてみると勢い良くスズメちゃんが飛び出してくるけど、他の餌取りは見当たらずなんでやり易い感じ✨
とりあえずスズメかわすの簡単だから軽い仕掛けで針細軸の6号ウキ0のガン玉無し、少し水温低く感じたんでハリスだけ長めのフタヒロ半取って1.5号を全遊動で落としてくと
馴染みきったくらいから先が何故かエサが落ちて行かず回収するもアタマ齧られるだけって謎現象が連発したので、スズメ君交わしきれてないのかな?と様子見るのに近場へポイント寄せて目視すると
うわっ!一面コッパ!w
「数はおれども‥」
久々にメジナだらけの展開でよくよく見たら下の層には40クラスもわんさか✨やっといつもの初島が戻って来たってテンション上がりかけて、「??」コッパならなんで食わない??って冷静になり
よーくサシエサから目を離さず観察してると20センチ代のコッパが50センチクラスの老獪なメジナの様に頭だけスッと齧って他は見向きもしない上に、後は全員突くだけって尋常じゃない低活性反応w
そりゃ餌は落ちてかないし掛からんしになるよねって、とりあえず下の大型に餌通すのにG5にウキチェンジも今度は大型見向きもせずに本職ショアジギンガーらしく着底w
Bだと今度は沈むの早すぎて興味引く様でコッパが突いて追いかけるからどうしたものかと、とりあえずコッパ釣って解決策考えようと針4号へチェンジの
浅棚へ留めるのにBウキのまま半遊動へチェンジでほぼ固定の位置にウキ止めするとコッパゲット✨1匹上げたら今度はコッパが少し沈んだ見たいで掛からなくなったので30センチウキ止め下げると今度はウキに反応出ない💦
しょうがないので全遊動に戻すと馴染んで少しした所でラインがスッと動くのでそのタイミングで合わせてくとコッパ2匹目✨
コレでコッパ無限釣りに入るも全然サイズが上がる気がしないので、少し撒き餌の位置ずらしてウキもG5のガン玉も合わせた仕掛けへ戻すと
だいぶ下まで入った所でラインがちょっと加速したのに合わせずラインだけ止めると
本日初キープ✨
「Xガイドの感度を活かして」
しかしまぁーこんだけの数居て30センチ取るのにウキにすら反応出ないでラインで取るとなると先が見えないので、思い切って1.7号で取ってたリーダーを切ってPEとハリス直結にしてさらにハリス1.25号へ
PEがサスペンドなので海中入れて真っ直ぐにして少しだけ海面へ穂先浮かせて、そこの間にあるラインの動きでアタリ取る事に
海中のPEがある程度テンション掛けてくれるので仕掛けは張るから反応は直ぐでる、プラス先端がXガイドで樹脂なので軽くラインが加速したら揺れてくれるのを利用してじっと穂先だけ見つめてると
1・2・3・・・のリズムで出てたラインが678と連続した揺れと共に加速したのにそっと20センチほど穂先を上げると‥乗った!そして中々の重量感!
ライアームgpの時のクセで大きく後ろへ竿を引くも調子が違うのか浮かせる幅が小さくレバーでラインを出す事に💦
慌てて竿の使い方を修正して今度は垂直にキープしてリールレバー側をメインでやり取りすると、時間はかかるのに切れるとか針外れるとかの感覚が全然無くゆっくり浮かせてきてくれて
うーん相変わらず40は行かないのね初島w
「薄皮を掛ける戦い」
そして針外そうと良く見てみると
上唇‥激渋‥
コレで正解なんだろうけど正直疲れる釣りの連続でエンドレスコッパを掛けながら合間で
こんなサイズで掛かり方が気になって3分ぐらいやり取りして見たり
こんなサイズで抜き上げ躊躇して慎重にネットインして見たりと
似た様なサイズ感を2枚上げる中で今日いちばんの引きには1.25号と4号針の限界にやられる初島あるあるの
食う仕掛けでは上げられないし上げられる仕掛けでは食わない!!
を体験しながら早めに撒き餌が底を付いて16時納竿となりました🎣
「19ラフィーネデビュー戦インプレ」
まぁーちなみに急にそもそも何故初島になったのか??って自分でも疑問だったんだけどw、午前中北風が強く根府川よりも少し荒れ気味の恩恵がある初島にピンと来たから‥なんてカッコいい事を言いたいが
単純に竿が新品だったから安全そうな方にしたかったんだろうね多分おそらく無意識に脳が働き身体がセーフティゾーンへ向かった模様w
今回は14ライアームgpをやらかして部品が流石に見つからず寄った釣具屋で19ラフィーネを衝動買いした初戦で、#1から#2固定までとは言え「Xガイド」搭載で
まぁーそう簡単に割れないんだけど、カーボンなので万が一の破損が砕けて即帰宅になる弱点もあるからそういう発想になるんだろうなと自分に納得したよねww
Xガイド
と言う事でせっかくなんで横道それて軽く使用感話すと、いろいろ言われたりするけど磯竿にPE使う上でXガイドは最早必須な所へ
オールXガイドじゃない先端一部だけでもかなりの操作感があったのは驚きで、上で話した通り今日の釣果の立役者なレベルで貢献してくれたのよね👏
軽さと操作性
操作性の部分では軽さが目立って凄く取り回しが良い反面で、竿先沈めての風除けやキャスト後ラインを沈めるのに水中で巻き取る様な少し特殊に先端へ負荷を掛ける作業は
タフテックαと竿の軽さが相まって少し苦手かなって印象なのでトータルで風の強い今日の様な釣りではラインコントロール含め少し慣れが必要な竿
バレない竿
その分掛けてからのやり取りはひとこと「バレない」特徴が凄く、初島では4号の細軸がメインでやるのでアタリの弾きや口切れ、抜けが多くなるんだけれども
しなやかとはまた別の渓流竿の様な「いなしてくれる感」がプロテックやベイシスより極翔とか鱗海みたいな黒鯛を釣りやすい竿に近い事でバラさずやり取りが出来た印象
魚への主導権
多分この竿の唯一弱点と言えば魚を浮かせるチカラが少し弱い事になってて、レビューなんか見てもスパイラルXの割にはってコメントはチラホラ見かける通り
この点は同じ調子の上位機種と明らかに違う所なんだけど、これ上のバラさなさを考えると価格帯から使うユーザーの技術的にワザと時間を掛けてラインブレイクしない様に取る設定にしてるのかな?と
磯場でもキワで一気に勝負決めなきゃみたいな使い方しなければ、基礎の基礎はゆっくりとメジナの体力を奪っていって確実に浮かせてくるやり取りなのでそこに忠実な設定で
浮かせられないって言う主導権を握れない感じでは無くて「浮かすのに時間が掛かる」ってイメージな竿なので、ゴリゴリで行きたい方はいつも使ってる竿より一つ上の号数で選ぶと良い感じです🎶
【まとめとフカセ関連記事】
と言った訳で最後19ラフィーネのステマみたいになっちゃったけどトータルかなり面白い竿で気に入ったので許してって事で、初島釣行記をお送りしたんだけど
今年の不調からは信じられないぐらいの数なメジナを確認する事は出来たんだけど、活性自体は原因不明だけどまだまだな感じな初島メジナ
新しい竿にしたので色々な事をやって見たくてそれに助けられた感じもあり、コッパですらウキに反応出ないレベルで30超えると唇掛けるのがやっとな所なんとか楽しめた釣果に✨
だいぶ神経を使った疲れた釣りにはなったけど、不調と言われてた初島もいつもの姿を取り戻す兆しの様な物は見受けられた良い釣行だったので
足が遠のいてたそこのあなたも今週辺りから様子を伺って見てくださいなお話でしたとさ🎶✨👏
シマノ(SHIMANO) 磯竿 ロッド 19 ラフィーネ フカセ 釣り
そういえば何気に使ってるラリッサももう6年前のリールなのね👀
そろそろリニューアルなのかな?
6年オーバホール無しのオイルメンテナンスだけでもまだまだ現役コスパ最強リール16ラリッサ↓↓
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 16 ラリッサ C3000DXG