- 【23ストラディック発表!発売日は9月予定で公式発表なんと価格据置!】
- 【23ストラディック発売日は9月予定 4000番台は10月から11月下旬へ】
- 【まとめとシマノ2023新製品記事リンクetc】
- 【全14ラインナップ推奨シュチュエーション】
※初回2023.7.8公開
最終更新2023.9.5
シマノ公式ホームページより発売日情報追加&販売店ホームページより4000番台の発売日リーク情報追加!
※トップ含む以降画像及び動画リンク
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel.html
https://m.youtube.com/@SHIMANO_TV/videos
【23ストラディック発表!発売日は9月予定で公式発表なんと価格据置!】
「フラグシップ機能投入でNewスタンダード登場決定!」
Brand new standard
遂に登場決定となった23ストラディック! 事前に予想はされていたものの、例年のシマノ秋冬新製品発表時期を前にサプライズで発表されたその中身とは⁈インフィニティループを始め22ステラを受け継いだ最新技術は果たして何処まで採用となったのか?を始め魚狩さん目線で詳しく解説しました!
と言ったわけで遂に念願の23ストラディックが前作19ストラディックの時と同様に例年のシマノ秋冬新製品情報解禁時期より先行してサプライズ発表となりました!
この秋に出る事はほぼ確定で予想されていた23ストラディックなんだけれども、意見が分かれていて注目だったのがその中身👀
発表前の予想記事ではこんな感じに予想してました👀☟
22ステラ世代として同じくフラグシップ機種23ヴァンキッシュが発表された後の、いわゆる「スタンダード機種」とされる価格帯なストラディックのリニューアルでは
今世代の新技術「インフィニティクロス」「インフィニティドライブ」そして1番の目玉「インフィニティループ」とインフィニティ技術が何処まで採用されるか?が話題の中心だったワケなんだけど
なんと今回の23ストラディックでは22ステラから引き継いだインフィニティ技術etcてんこ盛りな挙句に19ストラディックから価格が据え置かれる事が決定とまたしても驚きの発表となりました✨
「23ストラディックメインスペック(技術特性)」
それでは勿体ぶってもアレなんでw早速サプライズ発表された23ストラディックに採用された最新テクノロジーの中身を並べてみていくと‥👀
「インフィニティクロス」
ギア歯面の設計・製造技術の進歩によりドライブギアとピニオンギアの噛み合う接地面積が向上。その結果ギアの歯面にかかる負荷をより広範囲へと分散することに成功。集中的にダメージを受けて損傷することを防ぎ、従来設計と比べて耐久性が約2倍(※)に向上しました。ギアの耐久性が向上したことにより、なめらかで力強い巻きごこちを長期間キープすることができます。
※当社基準ギア耐久テストによる
旧STRADICのドライブギアと新STRADICのドライブギアに一定の負荷をかけ続けた状態で、巻き上げを続けた時のドライブギア表面の摩耗度合いの比較です。同条件での実験の結果、旧STRADICのギア表面は摩耗していますが、インフィニティクロスを採用している新STRADICのドライブギア表面はほぼ摩耗しておりません。 耐久性が従来設計より向上していることがわかります。
まずは本体の最新メインギア技術である「インフィニティクロス」が採用👏廉価スタンダード機種として22ステラ・23ヴァンキッシュと違うギア素材を採用してても
しっかりとギアテストの新旧比較写真まで載せてその技術特性が確かな事に安心感を与えてくれるあたりは、自信がある時のシマノらいしアピールの仕方で
フラグシップ機種ではないスタンダード機種の23ストラディックでギアの耐久性が大幅に上がるこの技術の採用は、近年リールの使用可能年数が大幅に伸びている所でさらにコスパの面でも嬉しい技術搭載に✨
そしてギア口径が大きくなる事で必然的にギアボックス内がヴァンキッシュ同様大きくなりギチギチではなく空間に余裕が出来るのは、耐久性に関して隠れた嬉しいポイントに🎶
「インフィニティドライブ」
軽い巻き上げを実現した従来のX-SHIP構造がさらにパワフルな構造へと進化。これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持することで摺動抵抗が大幅に軽減。さらにメインシャフト自体に特殊表面処理や特殊加工を施すことで回転トルクも大幅に低減。高負荷がかかった状態でも積極的に巻き上げられるリールへと進化しています。
そして近年ショアジギングetcとパワフルな青物を相手にする釣りがルアーゲームの中心となっている所へ、有難い採用となったのが「インフィニティドライブ」
リールの巻き上げトルクに関わるこの技術は、大型番手を中心とするいわゆるSW機で採用されていた物を5000番以下の小型番手用にアレンジして搭載された物で
ライトショアジギングでメインなPE 1号から2号のラインを使うユーザー用番手である、4000番5000番にSW機から流用されたパワー技術が採用される事はとてつもないイニシアチブになる有難い採用になりました👏
「アンチツイストフィン」
ラインローラー部に近接するように弾性体のフィンを設置。ラインのたるみを抑えることでスプール下部にラインが脱落する現象やラインがよれたままスプールに巻き付けられる現象を軽減します。
そして22ステラ世代の三大インフィニティ技術である「インフィニティループ」を支える為に開発された新機構「アンチツイストフィン」が搭載へ✨
サミングその他とつい疎かにしがちなキャスト時のラインコントロールやスローリトリーブでふわふわになったラインを定期的に早まきで整えたり等、ライントラブルを防ぐ為の行為をアングラーが忘れててもスプールへのライン巻き付けを整えるサポートをしてくれるこの技術は
初心者からベテランまで様々なユーザーが使うスタンダード機種で「ライントラブル」というキャスティングゲームで付きものの難敵をコントロールしてくれる素晴らしいテクノロジーで
特に【地合い】という概念が大きなショアジギングを始めとする海でのルアーフィッシングでは、ライントラブル=ボウズと直結する事も多いので安心感の面でも大きな味方となる事間違いないハズ✨
「デュラクロス」
新材料による新しいドラグワッシャー。従来のドラグワッシャーを構成する繊維方向に直交する形で新しい繊維を織り込み材料を強化。滑らかなドラグ性能はそのままに、耐摩耗性を10倍以上(※)に高めることに成功しました。
※当社比較テストによる
旧STRADICと新STRADICのドラグを過酷な状況で同時間出し続けた時のドラグワッシャーの摩耗程度の比較画像です。
デュラクロスを採用している新STRADICのドライブギアほぼ摩耗しておらず、 耐久性が従来設計より向上していることがわかります。
そして最後にドラグワッシャーの新素材である「デュラクロス」も22ステラから引き継いで採用に✨
前述の通り5000番以下の小型番手で青物を相手にする機会が多くなっている近年のキャスティングシーンでは、ドラグでラインブレイクや口切れを制御する必要性が高くなっていて
不意な大物を相手にドラグを使い込むやり取りをする事も多いショアジギングでは、使用耐久劣化の限界もいつ訪れるか分からない中で
テスト画像でもある様な状態でドラグの滑りの要であるワッシャー素材が擦り切れてしまい、急なロックやドラグ制御の不均等が起きる場面も少なく無い事から
従来品の10倍とエゲツない耐久性のアップを果たした素材が価格の抑えられたスタンダード機種で使われる事になったのは、いかに23ストラディックがシマノリールの立ち位置でコスパを大事にされているか分かる採用よね🎶
※その他細かい22ステラ世代の技術を知りたい方は
「23ヴァンキッシュ」の記事を
番手毎のスペック詳細を知りたい方は
「シマノ公式ストラディックページ」を
文末のリンクからご参照ください🙏↓
「結局インフィニティループの評価は先送りに」
さてここまで「Newスタンダード」とシマノが銘打った【23ストラディック】の中身を見てきてお気づきの方が大半だとは思うんですが
22ステラ最大の目玉で最新技術特性であった、ラインを密巻きにする事で飛距離を格段に向上させる「インフィニティループ」の採用は今回の23ストラディックでは見送りになる事になりました👀
22ステラへの初搭載時からトラブル性の部分で心配の声が上がっていた技術ではあるものの、次に出た23ヴァンキッシュでは自信を持って採用されている事から
何故?の部分は「やっぱり汎用性には欠ける初心者には扱い辛い技術特性なの?」「やいやいや物凄い技術だからフラグシップ機種との差別化だよ!」と様々な見方が出来るかと思うのだけれども
一つだけ確かなのは22ステラが部品の関係から品不足で23ヴァンキッシュも発売時期自体が延期になった事から「事前で評価が分かれていた部分は未だ市場に搭載機種が多くは出回って居ないので一般評価データが少ない」という事なので
今回で見送りの理由は来年出るであろう24ツインパワーでの採用・不採用を見てどういう事なのか判断される事になるかとは思うんだけど👀
そもそも今回の22ステラ世代の技術は挑戦的なモノが多く、それ故に最大の進化と称されて過去に類を見ない程22ステラが手に入らない人気になったぐらいで
良い意味でも悪い意味でも〝新しいリール〟である事からユーザー側の慣れが追いついていない為にシマノも対応に四苦八苦してるのは周知の事実な所⤵︎
具体的にはインフィニティループに関して22ステラのベールを途中から変更してユーザーレベルに合わせる改善をしてたり
インフィニティドライブのヴァンキッシュ搭載時には初動から高速回転する樹脂系ローターが低摩耗ブッシュと相性が悪い報告が市場であった為に内部構造をベアリング支持に一部仕様変更して改善したのに
実釣行での経験も無しに分解図上や内部構造の構成だけ見て技術特性を良く理解してない意見が多発し「コレはインフィニティドライブじゃない!」etcと炎上してみたりとしてた上で
今回23ストラディックのスタンダード基準には「インフィニティループは採用せず、インフィニティドライブは搭載した」って辺りが毎回「ストラディックは頑丈でトラブルが出にくい」と言われる所以な一つの落とし所になっているのが伺えるよね👀
「その他非搭載技術のちなみに話」
ちょっと横道逸れた感のついでに「インフィニティループ」が搭載されなかった話から23ストラディック非搭載技術の余談で
ストラディックと言えばベアリングでスプールを支持してドラグの安定度を上げるシマノ技術「リジッドサポートドラグ」が非搭載の機種として
良く「強烈な引きでドラグが出るショアジギングには向かない」なんて話が出るので有名でSWの方では確かに違いが出るんだけど、実はラインナップが5000番迄のノーマルストラディックでは使ってもPE3号程までで
そこまでに対応して切れないレベルに調整したドラグを出す様なライトショアジギングのシュチュエーションの相手では
イレギュラーで想定してない大物としてブリクラスが掛かったとしても、そもそもドラグ作動時スプールの回転速度が低い為にブレが少ないのでそこまで影響せず、リジッドサポートが必要なシュチュエーションはなかなか無く
どちらかというと細いラインで常にドラグを出しながら巻く様なアジングやトラウト・バスでの使用か、4号以上の極太糸でフルロックドラグをギャンギャン出して戦うマグロやヒラマサ、カンパチレベルの釣りで真価を発揮する物なので
今回5000番迄の小型機種である23ストラディックに搭載されて無い事は剛性からくるメインシャフトの長期耐久性の面では多少影響しても、実釣でのやりとりにはほぼ影響せずショアジギングに十分使えるので安心してください✨🎶
【23ストラディック発売日は9月予定 4000番台は10月から11月下旬へ】
「23ストラディックはいつ出る?」
そしてやっと発表になった23ストラディックの発売日は【2500S・2500SHG・C3000・C3000HG・C3000XG】が2023年9月発売予定
そして残りの番手【4000・4000MHG・4000XG・C5000XG 他】は11月下旬に発売予定となっています
※4000番他の発売日は販売店掲載情報より
参照:
シマノ 23ストラディック 4000XG 11月下旬発売予定! | 釣具の通販【ささき釣具店】宮城県の釣船【孔明丸】
http://www.sasakitsurigu.com/online_shop/sys/catalogue.cgi?me=detail&ma=&mp=shi_045904
参照:
【楽天市場】シマノ 23 ストラディック 4000XG 2023年新製品●10月末発売予定 ご予約受付中:フィッシングマックス楽天市場店
https://item.rakuten.co.jp/fishingmax-webshop/4969363045904/
こちらは公式確定
シマノ公式ホームページより
以前Amazonで9月上旬発送予定のフライングがあって、すぐ未定に変わってたけどやっぱ7/28時点のコレは正解なやつだったのねw☟
【まとめとシマノ2023新製品記事リンクetc】
と言ったわけで前作19ストラディックの時と同じく、突如ホームページだけ更新されるいわゆる〝23ディアルーナ方式w〟のサプライズでリニューアル発表された「23ストラディック」を見てきたんだけど
残念ながら22ステラ世代最大の目玉「インフィニティループ」の採用は無かったとは言え、メインギアへの最新技術「インフィニティクロス」を始めスタンダード機種としては相変わらずやり過ぎなくらい最新技術てんこ盛りでの発表となった23ストラディック
発売時期は9月中旬頃と近々でなんとこのリール値上がりラッシュの中で定価は据え置きと、さりげなくコスパ最強の名は伊達じゃない発表となっているので
これからピークシーズンとなるショアジギング始めルアーフィッシングゲームを楽しみながら、首を長くしてお楽しみになお話出したとさ✨
あっちなみにシマノ公式PV動画なんで英語やねん?ってのはストラディックってミラベルと一緒で世界戦略機種って位置付けだからで、決してカッコつけてる訳じゃないからねw
「来年の24ツインパワー始め今世代〝22ステラ世代〟最新技術の詳しい説明はコチラから☟」
「7/21追記 オンラインフィッシングショーAWアイテムまとめ」
【全14ラインナップ推奨シュチュエーション】
「2000S」
C2000系ベーシックモデル。
1000番サイズのボディ&ローターに2000番サイズ大径スプールを装着した、ライトソルト、エリアトラウトの定番モデル。ナイロン4lb-100mのラインキャパで幅広い釣りに対応。ライトソルト、エリアトラウトを始めるならまずこのモデルから。
「C2000SHG」
C2000系ハイギアモデル。
C2000Sのハイギアモデル。流れの中でルアーをアクションさせたり、遠投で手返しを重視するならこのモデル。45mmハンドル仕様で、ハイギアによる巻き重りも軽減。ナイロン4lb-100mのラインキャパで、ライトソルトまでの幅広い釣りに対応します。
「C2500S」
汎用性の高い新規モデル。
ストラディックに新アイテムC2500シリーズがラインナップ。PEライン0.8号150mのラインキャパを備えながら自重185gを達成。軽量・コンパクトで活躍の場がさらに広がります。
「C2500SXG」
C2500Sエキストラハイギアモデル。
1000番サイズ最速の1回転87cmのハイスピードモデル。自重185gで2500番のハイギアと同等の巻上長。コンパクトですばやいラインスラック回収を活かして繊細な操作を行う釣りや、手返しを重視する釣りに適しています。
「2500S」
バス用スタンダードモデル。
バスフィッシングに使うならまずこのモデルから。ノーマルギア比仕様、フロロ51b-100mのラインキャパで、スローな釣りをメインに展開するのに最適です。
「2500SHG」
2500Sハイギアモデル。
バスから本流トラウトまで使える2500番サイズ系ハイギアスタンダード。手返し重視のバスフィッシング、流れの中でのルアー操作にすぐれたモデルで、バス、トラウト、エギング、ライトソルト、なんでもこなせる一台です。
「C3000」
淡水からソルトまでなんでも使えるバーサタイルモデル。
ナイロンからPEまで使える余裕のラインキャパ。ドラグカも十分で、あらゆる釣りに対応する汎用性の高いモデル。ノーマルギア比仕様でスローな釣り、巻き上げトルクの必要な釣りに最適です。
「C3000HG」
淡水からソルトまでなんでも使える バーサタイルハイギアモデル。
C3000系スタンダードモデル。ハイギア仕様でどんなシチュエーションでもこなせる万能モデル。このサイズで悩むならまずこのモデルをおすすめします。
「C3000XG」
G3000系最速巻上げモデル。
コンパクトでありながら、ハンドルー巻き94cmという巻上げスピードを搭載。高速巻上げが必要な釣り、手返し重視の釣りに最適なモデルです。
「3000MHG」
パワーと繊細さを兼ね揃えたモデル。
4000番サイズ系ボディに2500番サイズ系のコンパクトなスプール&ローターを搭載した3000モデル。4000番サイズのパワフルな巻上げと、コンパクトなローターで、繊細な巻きとパワーを両立したモデル。スプールは2500、C3000と互換性があるため汎用性も高くなっています。
「4000」
4000番サイズの深溝スタンダードモデル。
パワフルな巻き上げ力とナイロンまで対応した深溝スプール搭載で、4000番サイズでありながら不意の大物にもしっかり対応可能。巻き上げ力重視、スローな釣りに最適なモデルです。
「4000MHG」
4000番サイズのスタンダードハイギアモデル。
遅すぎず、速すぎないちょうどいい巻取り速度。幅広い釣種に使える汎用性の高いモデル。Mスプール搭載で1号から1.5号のPEラインを使用する釣りに最適。XGでの巻き重りが気になるアングラーにおすすめです。
「4000XG」
サーフフィッシングスタンダードモデル。
サーフをやるならまずこのモデル。ハンドル1回転101cmの巻上げスピードからくる圧倒的なラインスラック回収能力で、波にルアーを大きく手前に押された時や、横風でラインを大きく流された場合もタイムロスなくルアーを瞬時にアクション可能。ヒラスズキにも最適です。
「C5000XG」
ライトショアジギング、ライトショアキャスティング用モデル。
ラウンドハンドルノブ、ロングハンドル、カーボンクロスドラグワッシャ搭載で、タフでコンパクトな5000番サイズ。青物をターゲットにして、操作性や自重を重視するならこのモデルです。
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