【〝モンスターショット〟サイズの決め方】
「ヘビーシンキングペンシルでの青物狙い」
デュエルルアーの中でも発売から爆発的な人気を誇って今や定番になっているいちばん有名な物と言えば、リップ付きシンキングペンシルの【ハードコア ヘビーショット 】で
サーフでのフラットやシーバスゲームそして磯場でのヒラスズキと瞬く間に定番として活躍の場を得て、いわゆる釣れるルアーに治まっているんだけれども
横の釣りがメインなシンキングペンシルとしての役割から、なかなかに深く沈めて使うメタルジグの様な縦の釣りには対応し辛く磯周りの深場青物ゲームなんかとなると定番の位置を他のルアーに譲っていた所へ
それならばとボディパターンをファットにして沈みやすい形状で重量を上げ、リップの形状も縦移動にも有利な様にアレンジして発売されたのがハードコア モンスターショット(S)
サーフでジャンプライズさんの重めのシンキングペンシルが流行っていた所から、今ではあっという間にメタルジグに変わるルアーとして各メーカー青物狙いの定番ラインナップがあるのが
いわゆるこのヘビーシンキングペンシルと呼ばれている類のカテゴリーなルアーで、その中でも横の釣りから派生した縦の釣りが出来るものが現在はトレンドになってる流れに🐠
有名どころで言うと「誘い上げ」なんていうワードで低層からのヘビーシンキングペンシルの使い方を提唱したマリアさんのリライズを始め
シマノさんのオシアペンシル115、パームスさんのギグシリーズなんかが良く名前の上がる所でデュエルでその並びに位置しているはモンスターショットになるわけなんだけれども
そんな沈めて使うヘビーシンキングペンシルが青物狙いの切り札となっている現在で、他メーカーと比較するとサイズラインナップが豊富なモンスターショットを使うとなった時に皆さん良く悩まれるのがどれを使えば??って所で
長さ80mmから125mm、重さ30gから60gまでと4サイズあるモンスターショットをどの場面でどう選べは良いの?ってあたりのお話を
ショアジギングでメタルジグをメインで使って青物ゲームを縦の釣りで長年やってきた魚狩さん視点から少ししてみようかな?ってのでスタート🎶✨
「メタルジグの様に使うモンスターショット」
最初にぶった斬った結論話をしてしまうと、125mm60gを投げられるタックルならばそれがベストになってて
サーフなんかでフラットをやったり、ヒラスズキで足場が高いとか荒れ気味の日だからって使ったりのヘビーショットの重量違いとして使う場合には
80、95と下のサイズでヘビーショットでは対応出来ない状況下にマッチするサイズを選ぶ事になるんだけれども
メタルジグの代わりとして縦の釣りでモンスターショットならではの使い方で出番を与えるとすると、オールマイティに使えるのはやっぱりいちばん重いサイズの125になっていて
以前も書いたけどメタルジグとの併用にモンスターショットのいちばん光る部分があるので、やはり流れに負けない重さはスローにジャークして上げてくる為に必要な要素
イナダやワラサ、ショゴそしてシイラを狙う様なライトショアジギングの部類で使われる事が多いのがモンスターショットなので、場合によってはタックルが合わない事もあるんだけれども
逆にモンスターショットに合わせて60gのプラグを投げられるタックルからメタルジグを考えるくらいしても良いほど補完として秀逸なので
モンスターショットならではの沈めてしゃくり上げてスローに誘ってくる使い方を考えたら、まずオススメで持っておきたいのが125mm60gのサイズに🎶
「理想は着底付近まで持って行ける重さ」
そうは言っても、わざわざモンスターショット使う為にタックルを変更するデュエル愛に溢れた方も居て頂けたら有り難い所なんですけど現実問題タックルが先だと思うのでw
適用のプラグウェイトから考えると一般的にライトショアジギングで皆さん使われているロッドタイプだと110mm50gが限界なシマノ ショアジギングロッドMクラスが主流よね🎣
そうなるとじゃあどこを境にその下の95mm・80mmと使い分けるか?って言うと、単純にメタルジグと同じで着底が取れるかどうかの潮の流れ方に合わせて行くのが正解の選び方🐟
関東近郊の主なライトショアジギングでイナダetcを狙う地磯からのゲームだと、千葉の外洋に面してる辺りを除けば大概な所は80mm30gでも着底が取れるエリアで
東伊豆なんかの20m越え水深の辺りでもだいぶカウントするけど中潮の上げぐらいの流れ方まではそのサイズでも底が取れる沈み方はしてくれるのがモンスターショットで
後は海底の地形なんかや、大潮とか中潮下がりの大きく流れが出やすい時だったりで根掛かり避けに、余りにも流されるならサイズを上げてフィットさせていけば良いので
具体的な選び方の選択肢として、自分の使うエリアでのメタルジグが着底するいちばん軽い重さの目安からプラス10gくらいで考えてパイロットにセレクトしていくのがセオリーになります🎶
「飛距離重視はPEの号数から考える」
そしてもう一つのサイズ選びの仕方として、いちばん飛距離の出るタックルバランスで使うって選び方もあって
ロッドの扱えるgの8割くらいがいちばん良く飛ばせるなんてセオリーを聞いた事ある人も多いと思うんだけど
それに照らし合わせてプラグ対応重量から具体的に考えたらシマノ基準でMLなら80mm、Mなら95、MHで110か125って選び方になるんだけれども
そこにもう一つ気にするのが飛行姿勢が安定し易くティップよりバット側で跳ね飛ばすメタルジグに近い飛ばし方をするので、初速が80kmから100kmと尋常じゃないスピードで出ていく事で
投げ釣りで言われる高ギレの昔からの基準でオモリの号数とナイロンの号数を合わせるって計算から、30gを投げるならライン30Lbが適正なのでPE1.5号相当が妥当なラインなので
何も気にせずフルキャスト出来る事も飛距離重視では大切な事なのを踏まえて、80mmはPE1.5号に30Lbリーダー、95mmは40Lbリーダーで110mmが2号の40Lb、125mmが50LbリーダーかPE3号にして60Lbが
少し太めなんじゃないかな?って思われるバランスにはなるけれども、ルアーだけ飛んでいく事が無い適正なバランスになってる選び方の計算になります🎶
近年ではもう少し飛距離を!とラインを細くする事が結構多く見かけられて、セオリーになっているルアーの重さとラインの適正って言われてる所はもっと細いんですけど
結局は高ギレ強度を超えて細くしても飛距離にいちばん関わる初速の射出速度はルアーの重さが一緒なら変わらず、PEの号数を1つ下げた所で飛距離は10mも変わらないのが現実で
青物のベテランなんかが細いラインを選ぶ理由は飛距離ではなくルアーの操作性に関わる理由だったりとするので
まずは切れる心配の無い事が飛距離では大事となっててモンスターショットを選ぶにはこのバランスがベストになります✨
【まとめとモンスターショット記事リンク】
と言った訳でカタチは似てるけどヘビーショットとは違ってメタルジグと同じ様な使い方の出来るモンスターショットをサイズ毎に使い分ける基準は
まずはメタルジグと同じで着底が出来るg数からセレクトしていくと選び易くて、目安として自分のフィールドでメタルジグが着底する重さプラス10g前後を基準にする選び方があって
さらに飛距離を考えてタックルバランスからルアーを決める方法もあるのでそんな決め方の時は
80mm
→シマノ基準MLクラスロッドにPE1.5号リーダー30Lb
95mm
→MクラスロッドにPE1.5号リーダー40Lb
110mm
→MHクラスロッドにPE2号リーダー40Lb
125mm
→MHクラスロッドにPE2号リーダー50Lb
or
HクラスロッドにPE3号リーダー60Lb
なんて少しトレンドよりも太めかな?ってサイズ感になるんだけれども、昔から言われている高ギレしない基準から安心してフルキャスト出来るのがこのバランスなので参考にしてみて下さいってお話でしたとさ🎶✨👏