【ダイビングペンシルの練習】
「とにかくハードル高そうなダイビングペンシル」
青物シーズンの入り口になってくると、昨年の経験を思い出して改めてタックルの準備を整えてそわそわしてくるのが青物ルアーアングラーで
あっこのジグ補充しとかなきゃとか、今年発売のあのルアーも手に入れなきゃetc、各々の青物ルアーの組み立てを改めて見直すのが楽しい時期でもあるワケよね🎶
そんな中で春の走りの時期となるとまだまだ釣果も安定してないので釣行もボウズ覚悟で、状況変化を今から把握するのに使ったり今年から新投入なタックルの感触を確かめたりと
秋本番への練習釣行になる事も多々あるのが春の青物ゲームで、そんな時やっとくと特に為になるのがジグ操作の練習とダイビングペンシルの練習になってて🎣
比較的海が落ち着き易い気候が続く青物シーズンの入り口では、何を操作するにも使い易い海況が多いので練習にはピッタリな季節になってるのよね☀️
事の他ダイビングペンシルの動かし方をマスターするにはベストな季節で、一般的にジグより難しくハードル高そうなイメージのダイビングペンシルも操りやすい日が多くて
挙句に実際の釣果が目の前にたくさんあるような季節よりも、ジグの方がよいかな?やシンペンの方が食わせやすいよな‥etcの浮気心が出にくいので割り切ってしっかりと身につけられるチャンス👏
さらにこの時期ワンチャンスで出たら大物を仕留められる期待も高いので、もしかしたら??の集中力も続いて尚更に技術を身につけるにはピッタリに🎶
そんな青物の走りなシーズンで今年こそ難しそうなイメージのダイビングペンシルに挑戦してみようかなって方や上手く操作出来ないから練習しようかな?って方へ、しっかりとマスターする為のちょっとしたコツ的なお話を🎶✨👏
「実は難しくしてるのはアングラー」
そもそもダイビングペンシルは難しそうとか上手く操作出来ない、なんて言われ方をしているんだけれどもルアー自体の仕組みは凄くシンプルで
水面に止まって居る姿勢が立ち泳ぎになるセッティングをされているから、頭から横に引っ張ると体が倒れてその勢いで潜っていきそしてまた元の姿勢に戻るってだけのルアーがダイビングペンシル
各メーカーでその立ち姿勢がどの角度だとしっかりと空気を纏って誘い出しのダイビングアクションをしてくれるのか?や
ヘッドの形状をどうしたら潜らせた後のスライドアクションが良くなる水押しになるか?なんて微調整をして特徴が出るんだけれども、基本は浮いて立ち上がってまた潜るってシンプルなルアー
それがなんで難しそうなイメージやうまく出来ないって言われてしまうか?って言うとルアーゲームはシンペンやミノーが中心で始まった人が多いから
シンペン含めミノーを操るってなるといかにしっかりと潜らせるか?を主軸にした水をどう噛ませるか?って言う操作をメインにしてて
ゆっくり引いて引き波に浮かすなんて言うのも左右の波に漂わせる水の噛ませ方を調整する操作だし、当然トゥイッチだジャークだなんて言うのは潜る水の抵抗でルアーの泳ぎに変化を付ける操作
じゃあそんな「潜らせる」っていつもの感覚でダイビングペンシルを見ていくと、当然ダイビングさせて水中に入れるワケだから操作的にどう水中に入れるか?を考えるのは自然な流れになるんだけれども
実はココが難しい難しそう上手く出来ないってダイビングペンシルをハードルの高いルアーにしてしまっている方々の誤解の共通点になってるんです👀
「ダイビングペンシルのキモ」
そうなるといくらダイビングペンシルを上手く潜らそうとしても、そもそも仕組み的に浮き上がる事がメインで作られているのだから難しいのは当たり前になっていて🐟
じゃあどうすれば良いの?って勘の良い方は答えがピンと来てると思うんですが、どう潜らせるか?じゃなくて「どう浮かすか?」に集中する事がダイビングペンシルの操作の全てなんです🐟
具体的には、「ほうき引き」なんて言われるからって一生懸命にダイブさせるのに引っ張るチカラを強く機敏にしてるのが良く見かける間違いで
さっき書いた様にダイビングペンシルを引っ張った時にいちばん潜りやすい姿勢は直立の状態なのでその姿勢にするためには
ロッドを前に機敏に振る事でラインスラッグを素早く明確に出してルアーに抵抗のかからない「浮かす間合い」をいかに作るかがポイントで
振り返って改めて「ほうき引き」って呼ばれる所からほうきってどう使うか?って手前に掃き集めるのはチリトリに入れる時だけで、普通は前に掃き進む様にゴミを集める物なのでそう呼ばれてるので
前に降り出す方に神経を使う事がダイビングペンシルの正しい操作への一歩になるって寸法なんです🎶
「簡単な練習する時のポイント」
派手なカラー
まぁーココまで来たらポイントもクソも無く、ロッドを前に振ってラインスラッグを出すタイミングを練習して、リーリーングの変化でいろいろな間合いのダイビングさせられるようにするだけなんだけど
釣行がてらの練習って事になるといくつか上達の早くなるポイントはあって、その一つがペンシルをしっかりと見ながら感覚を覚えてく事なので派手なカラーを選ぶ事
使ってる偏光グラスのカラーにもよるんだけれども、ピンクとオレンジに関してはダイビングする姿勢だけじゃなくて、纏った泡の量なんかも本体のカラーが白い泡で遮られるのが良く見えてオススメ
上手く飛び上がらない様に連続してダイブさせられるようになってても実はヌメってゆっくり倒れてるだけで、バブリングしてないから誘い出し効果が少ないなんて事もあるので
そうならないように、出すラインスラッグの量をロッドの振り幅やスピードでコントロール出来る様になる為にも泡の量が視認出来るのは練習に向いてるカラーになります✨
凪の日を選ぶ
そしてラインスラッグを出す事がダイビングペンシル操作の基本の一歩となると、初心者に何がいちばん敵かと言うと「横風」
ベテランでも強風下では諦めてジグに移行するほどダイビングペンシルには天敵なので、練習の条件としては最悪のコンディションとなる為に
もしも強風下の練習で仮にダイブさせられるようになったとしても、逆にその感覚は凪の日に通用しない様になるので強風下では強風下での操作練習しか出来ないのよね🌀
そんな日はむしろ難しい条件下でのメタルジグのフォールコントロールの練習なんかをした方が為になるので、ダイブ操作の練習は凪に近い日の方がオススメです✨
タックルは硬めから
あと扱うタックルとしてプラッキングスペシャルなんかのモデルで、メタルジグを扱うよりも柔らかめのタックルの方がロング・ショートと潜らせた後のアクションを使い分けやすいので
コンビネーションジャークしやすかったりと実践では役に立つから、最終的にはそう言ったタックルでダイビングペンシルを扱う方が良いのだけれども
まだなかなかミスダイブが多かったり、自信を持って身につけているパターンが少ない段階では、硬いロッドの方がラインスラッグの間合いを明確に出していけるので
まずダイビングをしっかりとどんな間合いでもミスしない様な感覚を身につける為にはやり易くてオススメになります🎣
いちばんのポイント足場の低いトコロで
そしてコレがホントに身につかない難しいってなる原因のナンバーワンかもしれない条件下で、最初の不慣れな段階から高めの磯場で操作を練習する事がいちばん操作感が身に付かないんです
ただでさえ横に引っ張るチカラがダイブさせるには必要だからほうき引きと、ロッドを下に向けて操作する事を基本とするのに
操作してるダイビングペンシルが良く見えるからと高い場所から練習しがちで、結果ミスダイブばかりになってるパターンが多くて無駄な練習が多くなるから
基準として使ってるロッドが海面に付かないギリギリの高さがいちばんダイブ操作し易い高さなので、まずはそこから始めてみると驚くほどやり易いので試してみてください🎶
【まとめとダイビングペンシル記事リンク】
と言った訳で青物ゲームでは最早必須なダイビングペンシルも難しそうなイメージで敬遠してる方も多い中で
実はルアーとしてはシンプルな仕組みなのでミノーと違って潜らせる事を意識するのではなくて、その特徴のままどう浮かせるか?の操作を身につける事がキモとなっていて
多少の慣れが必要なダイビングペンシルも見やすいカラーを使って、硬めのロッドで凪の日を選んで足場の低い場所から半日も練習したらひととおりは操作が身につくので
そんな条件下でラインを送り出す事をいちばん意識して練習してみたら、秋の青物本場シーズンには誘い出しで今まで出会った事のない大物に出会えるチャンスが増えますよーってお話でしたとさ🎶✨👏