【初夏からピークの磯マルデイゲーム】
「首都圏では６月くらいから楽しいシーズン」
ヒラスズキの春ピークシーズンが終わりに差し掛かって来ると、あちらこちらのサーフからワカシやペンペンなんかの青物シーズンインの狼煙が上がってきて
これまで閑散としていたサーフやゴロタ場がにわかに活気付いて、秋本番までサイズが上がっていく青物を毎週追いかけるアングラーが多くなるんだけれども
そんな最中で東京湾に近い神奈川や千葉の磯場では、ルアーゲームとして青物ショアジギングと同様に楽しくなってくるのがシーバスのデイゲーム🎶
首都圏では比較的一箇所で単発が多いヒラスズキゲームやナイトシーバスと違って、夜行性なスズキ目が昼間に釣れる時点で超高活性のターゲットを狙うワケなので
溜り場を見つけると、ボートシーバスの如くショアから数が釣れるし、さらに磯場着きとなるとサイズ感も立派なので、冬場の産卵絡みのイベントシーバスと同じくらい楽しいのが初夏の磯マルデイゲームなのよね✨
そんなイベント感のある高活性な時期の釣りなので、少しのコツで簡単に釣れる事も多くてやってみたら青物そっちのけでハマること間違い無しなのでそんな所のお話を🎶
「ナイトのイメージなシーバス」
そもそもシーバスってなると魚の性質上、夜行性なのでナイトゲームが主流になっていて、港湾や河川なんかではヘッドライト片手にランガンなイメージなんだけれども
磯でのシーバスゲームも同様に冬場の産卵絡みだったり、普段のカタクチやトウゴロ着きコノシロ着きとベイトに着いて回遊してる個体を狙うのにナイトゲームの方がよく釣れて
そもそも捕食が下手な上にヒラスズキの様な遊泳力が無いシーバスとなると、素早く動くベイトは苦手で動きの鈍い夜に捕食をする事がメインになるので
磯場の様な流れが強い場所では、ことさらナイトゲームが有利になるのでシーバス＝ナイトって図式に🌙
ボートシーバスなんかだとデイのイメージが強いけれども、実はバイブレーションやメタルジグでのミノーよりも下のレンジでの釣りがメインで
捕食対象が甲殻系で元々動きが鈍いモノを狙ってたり、バースや船体下なんかのくらい所に溜まっている群れを狙うので、ショアとは違うちょっと特殊なシーバスゲームになってシーバスは基本ナイトゲームが釣りやすい流れに👀
「磯マルデイゲームが初夏によく釣れるのは？」
じゃそんな中で磯場では初夏からなんでデイゲームが良く釣れる様になるの？っていろいろあるんだけどいちばんは潮周りが昼間に良くなる事
秋冬は大きく潮が動くタイミングが夜中なのでセオリー通りナイトゲームが有利に働くんだけれども、夏場は一周して夜に大きく潮が流れる事は無くて
冬よりも高気圧で海面が押される事も相まって夜はさらに潮の流れが緩やかな事が多いので、遊泳力の弱いシーバスが移動し辛く低活性に
その為に捕食の時間がずれて、移動しやすい昼間に良く釣れる様になるのが初夏からって言う理屈なワケなんです✨
「意識するのはヒラスズキの釣り方」
じゃそんな高活性な初夏の磯マルデイゲームではナイトと同じく、セオリー通り潮目なんかのカレントを見つけて通り道を迎撃するのが良いかと思いきや
デイゲームではそんなナイトでは狙い所な流れの壁が、先程書いたとおりに動きの早い捕食対象が苦手なシーバスにいちばん捕食しづらい場所になってて
昼間に大きな流れから潮目の壁に溜まっているベイトは素早く上下動を繰り返して溜まるので、大きく口を開けて横移動から吸い込むシーバスには捕食が至難の業に😭
青物ゲームなんかで潮目をメタルジグで縦移動させると良く釣れるのはこのベイトの動きとマッチする上に、青物の縦横どちらにも突進して吸い込む性質があっての事なので狙い所は違う所に🐟
じゃどんな場所の狙い方が磯マルデイゲームでは効率が良いか？と言うと、ヒラスズキを狙う様なサラシの少し先サラシの切れ目でルアーを視認し易い場所がいちばんの狙い所🎶
サラシの中での泳力が無いとはいえ、サラシに揉まれて流れて来るベイトは捕食の下手なシーバスには格好のターゲットな挙句に
泳力が低く潮に乗って流れに移動を助けて貰うので、必然と流れの帯が出るサラシ場へ辿り着く事が多くて、デイで溜まってる場所はそんなサラシの先で流れが緩やかになる所が多いのよね✨
実際ヒラスズキ狙いでサラシが小さい時に、サラシの先からサラシへ潜らせて行こうとすると先にシーバスがヒットしてヒラスズキどころじゃ無くなるパターンを経験されてる方は多いと思うんですけど、そんな場所を中心に探って行くのがオススメです👏
ナイトゲームの様に追尾してきてグワッとなるパターンよりも、ヒラスズキのように定位から食い上げてくるパターンの方が多いのが初夏の磯マルデイゲームの特徴でもあるんです✨
「実は初夏にいちばんイージーなターゲット」
ここまで見てくると「えっ磯マルデイゲームって凄くチョロいんじゃない？？」ってが何となく分かると思うんですけどw
回遊待ちする必要も無くある程度居場所が絞れて、さらに夜に低活性なので捕食してない為に意識は昼に高く、サラシ場から流れてくるベイトをメインにしてるので警戒心も低くルアーにも反応し易いって
まぁーある程度の溜り場のパターン的なものは掴んで置いた方が釣り易いのは確かだけれども、ヒラスズキが釣れる様な場所の近くには１００%居る上に
流れの壁の様な分かりづらい場所よりも沈み根やテトラ、ワンドなんかの分かりやすい地形変化にいるのでトータルで
ある程度目星つけて適当にランガンしたらイージーに釣れるのが初夏シーズンの磯マルデイゲームの魅力になるってワケなんです✨👏🎶
【まとめとデイゲームオススメDuelルアー】
と言った訳でナイトなイメージなシーバスも初夏シーズンになると潮の流れのタイミングや捕食下手な性格から
流れの回遊待ちではなく、サラシ場をランガンすると比較的イージーなのが初夏の磯マルデイゲームだよーなんてお話だったんだけど
結構デイシーバスってなると、回遊待ちなイメージがあるから潮目狙いで飛距離のあるルアーを使う方が多くて
デュエルで言うとヘビーショットあたりをパイロットルアーにしてると思うんだけど、上に書いた通りに実は近距離戦がコツだったりするので
シャローランナーやミッドダイバー、トゥイッチベイトあたりがオススメで、特にトゥイッチの入力に関しては昔デイシーバス＝トゥイッチの王様アスリートミノーだった時代があったほど反応が良いので
パイロットとしてトゥイッチベイトで探って、少し流れが緩すぎたりサラシが伸びてなかったり、沈み根が荒くてフローティング対応だったりした時にシャローランナー→ミッドダイバーなんてローテーションがオススメになるので
是非に機会があったらそんな中身のルアーケースを持って近くの磯場へ出掛けてチョロい初夏の磯マルデイゲームを楽しんで見てくださいな🎶
DUEL (デュエル) ルアー L-ブルー トゥイッチベイト
→ガンガンに連続トゥイッチ入れてポーズって普通の使い方よりも、早めに引いて止めずに不定期にトゥイッチ入れるとシーバスには効果的✨
DUEL(デュエル) HARDCORE(ハードコア) ルアー リップレスミノー ハードコア シャローランナー H2 (F) 120mm 重量:21g
→スリーフックのノーマル版もヒット率良くシーバスには良いんだけど、磯マルとなると大人しめのコチラの方が反応が良いです🎶
DUEL(デュエル) HARDCORE(ハードコア) ルアー リップレスミノー ハードコア ミッドダイバー (F) 115mm 重量:18g
→流れの速さに合わせず一定速度でリーリングしてくる使い方がヒット率高いルアー👏
