※初回2022.6.9公開 リンクその他改変版
【PEの寿命は?巻き替えるタイミング】
「平気で数年使える近年のPEライン」
この10数年くらいのルアーフィッシングでいちばん変わった事って言えばラインで、現在のソルトウォーターに於いては何か特殊なこだわりがない限りはほぼ100%で使われているのがPEライン🐟
ナイロンの様に吸水性があって釣行の度に強度が下がってしまう事や、フロロカーボンの様に硬度があってクセが付きやすくスピニングと相性が悪かったりする事も無く
長持ちって事に関しては飛び抜けて優秀なラインなので、快適にキャスティングするには10釣行くらいが限界だったナイロン・フロロ時代よりも巻き替える手間が大幅に減って
金銭的にも環境的にも優しくなって居るのも、コレだけPEラインが浸透した理由の一端になって居るワケなんだけれども
その分吸水性がなく経年劣化自体がほぼ出ない素材であるポリエチレン原糸を編み込んで作っているので、いつ交換するの?って悩む事もしばしば👀
細かい点を気にしなければ数年巻きっぱなしで釣行出来たりするけれども、それが突然切れやすくなったりする様な事もあって
素材自体が高耐久でも編み込む事で間に付着物が付いたりすれば確かに劣化はしていくのがPEラインなので、見極めが難しい点も❓
今回はそんな隣のアングラーさんがどうしてるのかちょっと気になる、PEラインの巻き替えタイミングや耐久性、長持ちさせるコツなんかを見て行こうかと🎶✨
「皆さんが基準にしてるのは」
先だってインスタでアンケートさせて貰ったんだけど🎶皆さん興味深々だったみたいで一日で300人以上の方がストーリー見て返答して頂いて🙏
その結果から見ていくと、まずそもそも巻き替えるタイミングって
長さ
時期
状態
の何処に皆さん基準を置いてる人が多いかと言うと‥
って感じで、どちらかというとシュチュエーション的に毛羽立ちなんかの状態で変える方が多く、同じくらい寿命よりも短くなるタイミングが先にくる方も多い感じで
時期で定期的にって方は少数派なので、トータル使える限りは使うって傾向が強いのが皆さんが巻き替えのタイミングにしてる基準になっていて
そして一回巻いたPEラインってどのぐらいの期間使うのか?ってトコロは釣行の頻度にもよるんだけれどもだいたいがこんな感じで
コメントDM頂いた中では毎回リーダーを変えてたりで釣行の度にFGノット組んだり、心配な部分を毎回2、3メーターカットすると2、3ヶ月で三分の一くらいは減って短くなっちゃうって意見が大半な中でも
3割以上の方は1年使う人も居て、冗談で入れた永遠に枠の方が1割もwって言う結果になっていて合わせたら半数は1年以上使ってて
最初の毛羽立ちとかで変えるって人が多い中で考えたら劣化のタイミングもPE自体が進化してて伸びてる感じの結果に👀
お答え頂いた皆さんご協力ありがとうございました✨
「スピニングで使うときの落とし穴」
だいたいそんな感じで巻き替えのタイミングを測っているアングラーさんが多い中、トータルで見てくとやはり長期間・連続釣行巻きっぱなしって傾向が強いワケなんだけど👀
そんな長期間使う事が普通になってるPEラインでは、ショアジギングを始め海でのルアーフィッシングに使われる事の多いリールがスピニングリールになって居るって観点から見ていくと
実はリールの中でいちばんPEラインとは相性が悪いリールをメインで使っているのを知っておくのが、メンテナンスもしっかりとした良い状態でPEラインを使い続ける事が出来るポイントになっていて
そもそも細い糸を編み込んで作られているPEラインは近年の技術進歩で真円に近い断面になってるとはいえ、一段成形のナイロンやフロロと比べるとデコボコで
ボビン巻き(縦方向から来た糸を横回転で巻きとる巻き方)がとても苦手なので放出する際にトラブルが起きやすい作りになって居て、皆さんも経験があると思うんですがドバッと下の糸を連れて放出しちゃう事も
そしてスピニングリールの様にテーパー(巻き角度)を付けて縦方向から巻き取る方式だと段差が更に広がり擦れながら回収されるで、結果投げて巻くだけでラインにダメージが蓄積される仕組みなんです😭
まぁーダメージと言ってもしっかりとラインローラーが機能していれば、それだけで破損に繋がるレベルではないんだけど
殊更ソルトウォーターとなるとPE自体の素材は吸水しなくても、塩の結晶って言う顕微鏡レベルの異物を挟む事になるので毛羽立ちなんかの軽度なダメージには繋がり易いのがスピニングリールの巻き取り方🧵
そしてもう一つ致命的にスピニングリールではPEラインが長期間巻きっぱなしでは持たない原因なのが、捻れて回収される仕組み
ロッド方向からラインローラーに絡め取られたラインはベールアームの回転でオシュレートの上下動に誘導されて巻き取られるワケなので、ラインローラーの回転で捻れてスプールに収まる事に
文章だとイメージし辛いと思うんですけどラインローラーの縦回転とベールアームの横回転でラインを回収するのを地球儀で想像して
何処かに糸を貼り付けた地球儀を回して糸を巻き付けてるのを、地球儀ごと縦方向に回したらコークスクリュー回転するので、結果糸は斜め方向に巻かれて尚且つ捻れて巻きつきますよね?
コレがスピニングリールでの糸の巻き取り方になるので、ベイトリールなんかの両軸で横回転横巻取りなリールに比べてヨレが発生する事が弱点に
でナイロンやフロロでもクセが付くのでラインの劣化としては弱点なんだけれども、この2つに比べて伸びの遥かに少ないPEラインでは捻れての蓄積が限界点を超えた瞬間で直接破断に繋がるダメージになるので
最初の方にお話した様な長年使っていて昨日まで大丈夫だったのに急に切れる様になるなんて現象を生み出す劣化をしていくワケなんです👀
「リサイクラーって必要?」
そんな風にラインの耐久性って面で相性が悪いスピニングリールでPEラインを扱うには、気をつけなきゃ行けない点が幾つかあって
相性が悪いのは確かなんだけれども、そこさえ押さえれば1年2年はしっかりと長持ちで使える様になってるので
まずは普段使ってるルアーの種類で何がメインなのかによってヨレが発生する大きさが変わるのを知っておく事が第一
メタルジグの様な常にテンションの掛かるルアーがメインなので有ればその重さが上がれば上がるほどもちろんヨレやすくなり
プラグでもダイビングペンシルの様にラインテンションを抜く動作がある巻き取りをする場合は、ヨレが出づらいのでそこまで気にしなくて大丈夫だと把握した上で
現場で出来る普段からのヨレ対策として、メタルジグメインでの釣行では、何十投に一回で良いので気づいた時に軽いルアーに付け替えて負荷の少ない巻取りを混ぜて上げるのと、思いっきり放出してゆっくり巻き上げてあげる事を挟むだけで対策に✨
そしてそれにプラスαで一定期間ごとの巻き直しを入れれば完璧で、魚狩さんの経験上メタルジグメインで3ヶ月、プラグメインなら半年に一度
スプールだけ取り外して、ラインを巻き取る物と並行に並べて巻き取ってから、もう一度今度は普通にリールで巻き取ると
元々付いている捻れがリールで巻き取る時に反対側に回るのでヨレの解消になるって寸法で、ラインメンテナンスになる方法に✨🎶
その時ラインの空スプールで巻き巻きしてっても良いんだけれども、やっぱりラインリサイクラーはあると便利なので
こんな格安の有名なヤツで十分なので用意しておくと、PEラインの長持ちにメンテナンス入れるのが面倒くさくて結果新品巻き替えが早くなっちゃうなんて本末転倒を防げる様になるのでオススメです👏
【まとめと巻き替えグッツetc Amazonリンク】
と言ったわけでナイロンやフロロより格段と耐久性が増して長期間使える様になったPEラインなんだけれども
周りのアングラーさんではだいたい毛羽なんかの劣化の予兆を巻き替えの基準にしてる人が多くて、使う期間的に多数派は2、3ヶ月と意外と短い中でも一年以上使う人も半数程居るんだけれども
実はスピニングリールではPEとの耐久性に関する相性が悪くて、その原因が巻き取り方式による糸のヨレで
弾力性の少ないPEでは限界点を超えるとヨレが急な破断に繋がるので、長期間ノーメンテの巻きっぱなしは避けた方が良く
普段扱うルアーからショアジギングでは3ヶ月、プラッキングでは半年を目安に巻き直しをするとかなり効果的なので
巻き直しが面倒くさくならない様に、リサイクラーなんかを用意して置くとスムーズにメンテナンスが出来てしっかりとPEを長持ちで使える様になりますよーなんてお話でしたとさ🎶
魚狩さん使ってる有名なリサイクラー
吸水と言うよりも塩噛みに近いのがPEへの海水のダメージなんでこんなラインを使うのも対策になります🎶
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