【モンスターショットが釣れるワケ】
「デュエルのヘビーシンキングペンシルモンスターショット」
海でのルアーゲームとなると主役になるのは、プラグと呼ばれる魚をイミテーションしたカタチのルアーで
引いてくるとブリブリとお尻を振って小魚らしさをアピールしたり、はたまた左右に傾きながら進んでボディに反射した光で対象魚のスイッチを入れたりと
使い方的に投げて巻いてくれば後は各々のルアーが自分で魚に効果的な動きをしてくれるって言う、比較的扱いやすいものが良く使われているんだけど
その反対側にはただの鉄の塊なメタルジグが存在して、こちらは落ちていく時以外はルアー自体がアクションしてくれる範囲は少なくジャーキングetcと
釣り人がアクションする事によって魚へのアピールが成立するルアーで、青物なんかではこちらのほうがメインで使われてる事も
そして最近は、青物からヒラスズキなんかのロックショアから小型青物のライトショアなサーフでの釣りが流行っている中で良く使われている主流なルアーがヘビーシンキングペンシルで
ジャンプライズさんのぶっ飛び君を始めヤマリアさんのリライズ、シマノオシアペンシル115、そしてデュエルのヘビーショット&モンスターショットといったタイプのミノーのカタチでメタルジグの重量を持ったハイブリットなルアー
コレが投げて巻くだけでびっくりするくらい釣果が良い物だから、人によってはメタルジグ使った事なくてコレだけで青物シーズン過ごしてるなんて方も居るくらい
そりゃメタルジグの飛距離でミノーライクな動きをするのだから良いところ取りで釣れるのは当然なんだけれども、実はこのタイプのルアーが釣れるのには単純な一つの理由があって今回はそんなお話をしてこうかなってのでスタート🎶
「そもそも釣れるルアーって?」
ここで皆さんに質問で「ルアーってなんで釣れるんですか?」って聞かれたらどう答えます?
一般的にルアーのパッケージに書いてある様なルアーが釣れる理由を見てくと「独自のフラッシングがサカナの本能に‥」とか「新たな設計によるウォンブロールがスレた魚にもアピール‥」だったり
「ただ巻きでも強烈な波動を生み出し遠くのサカナを引き寄せ‥」etcとまとめると「サカナの習性にアピールする事でルアーへ引き寄せて釣れる」って事なんだけど
ルアー投げて魚が集まってきた事あります??
確かに見えるナブラにルアー投げると我先にとアタックしてくるし、チヌの群れやシーバスの群れの近くにミノー投げると寄ってくるなんて経験をされてる方は居ると思うんですけど
ルアー投げたらそこにナブラが出来たり、サカナの群れが出来たりって事を経験された方は先ず居ないですよね?もしルアーがサカナを引きつけるのであればそういった事を経験するはずで
そもそもサカナの居る場所を探して巡る「ランガン」なんて言葉は生まれて居ないワケなので、そうやって冷静に考えて行くと
ルアーが釣れる理由って何かって言うと
「サカナの居るとこに投げてるから」
って単純な事に尽きるワケなのよね👀
「みんな良く勘違いする〝釣れるルアー〟」
そりゃそうだろ!だから良く釣れる場所は人が集まるし、青物なんかの回遊は場所の情報戦みたいなもんなんじゃないか!言われなくても分かってるわ!って返って来ると思うんですけど
じゃあ今タックルボックスに入ってるルアー買う時に何を基準に買いましたか?って振り返ると、良く釣れるって言う巷の話から始まり、このフラッシングが良さそう、このカラーが良さそう、この動きが良さそう、このレンジのルアーが良さそうetcと
「ルアーがどう見えてどう動くか」を中心に考えて選びましたよね?
感の良い方は気づいたと思うんですがそうなんです、ここがまず一つルアーマンが陥ってる矛盾点でサカナの居る場所へルアーを投げる事が優先なの分かってるのに、サカナが居る前提でルアーの動きを優先してアイテムセレクトしてるんです
そんなルアーの決め方しても、投げた先にサカナが居なけりゃそんなせっかくのサカナにアピール出来る動き方や機能も全くの無駄になってくるワケで⤵︎
なんでこんな事になるか?って言うとほとんどの方が勝手に釣れる要素の強いミノーからルアーを始めてて、より勝手に釣れる要素を増やしたくなるからだったり
逆にメタルジグだと鉄の塊なんでそのままでは釣れないイメージから入って、ワンピッチやジャカ巻き、ロングジャークとアクション付けが先に頭に浮かんで肝心な所が疎かになりやすいって理屈
単純にそんな事よりいちばん優先度の高いルアーの要素って言うのは「サカナの居る場所へ運びやすい」って単純な事なので🎶
そうなるとコレも釣り人のアルアルで実績のある場所や今良く釣れてる場所、自分で釣果を上げた事がある場所に行く事が優先で、飛距離や精度が出やすいルアーを投げればなんて頭になりがちなんだけれども
何もサカナの居る場所って平面図だけじゃなくて、水深を含めた立体になっているので、単純に「サカナの居る場所へ運びやすい」ルアーっていうのは
重くて尚且つ正確に投げれる
って事になるワケなのよね👀
「ルアーにいちばん必要な要素があるから釣れるモンスターショット」
なんか相変わらず読みづらいって良く言われる通りに回りくどくなっちゃったけどwそんな「重くて正確」なルアーがいちばん釣れるルアーの要素ってなると
ミノー始めプラグでは飛距離や縦に沈む要素が足りず、メタルジグでは中近距離へ正確に運ぶ事が難しいと言った所で
双方の要素を持っているヘビーシンキングペンシルがいちばん釣れる要素を兼ね備えてるルアーになるって事になって
その中でも以前に書いた様に「沈める」って言う縦の要素に特化したモンスターショットが
なんでルアーって釣れるの?の正解を全て持っているルアーだからこれだけ実績があって、世間で評価されているルアーになるってワケなのよね🎶✨👏
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と言ったワケで結局モンスターショットが釣れるよって話がしたいが為に3,000文字も書いてきた訳なんだけどw
良くあるルアーが釣れる要素ってのは実はサカナがいなきゃ成立しないのは言わずもがななんだけど、ルアーを選ぶ時はそのルアーのアピール力に目が行きがちなのがルアーマンで
さらにサカナの居る場所を探すのにも平面的に釣れる場所釣れてる場所や実績場所なんて考え方をしがちだけど、水深って言う縦方向にどれだけサカナの居る場所があるかを探す方が大事なので
実はルアーに求められる事の第一条件は「良く泳いで光ってアピールする事」より「重くて正確に投げれる」って事になっていて、だからヘビーシンキングペンシルが優秀なルアーカテゴリーになるんだよーってトコに
縦方向に特化したモンスターショットはその中でも釣れてる要素がひとまわり多いルアーなので、名実共にヒットルアーになってるんだよーなんてお話でしたとさ🎶
あっちなみにシンペンもプラグじゃんってツッコミは何度も貰ってるんで聞かなかった事に‥ww
話わかりやすくするのに便宜上の分けね便宜上w