【青物を根際でバラさないコツ】
「磯ライトショアでの最大難関根ズレ」
前回は秋本番を迎えて好調が続いている三浦半島のライトショアゲームの様子をお送りしたんだけれども
この時期となると有名スポットのみならず、小さな磯場や隠れ家的なスポットでも首都圏から近く釣り人口の多い三浦半島なんかだとかなりの人で賑わう様になってて
自ずと釣座の選択肢が少なくなるので、キャスト方向はもちろん足場や取込み位置なんかのベストなポジションを選ぶ贅沢が出来ない事もしばしばに🎣
そうなるとサーフと違って磯場でのライトショアでは、ランディング迄の難易度が高いポイントで暴れ回る青物とやり取りをしなければいけなくなるので
当然の事ながらバラす確率は確実に上がって、特に磯際で根ズレや抜き上げ失敗が増えるので思う様に釣果が上がらず悔しい思いをしない為の対策が必要になるので🐟
今回は前回魚狩さんも経験したピークシーズンに磯ライトショアゲームでありがちな、足元が根だらけでランディングが根ズレetcで難しいシュチュエーションを対策を交えて少し見ていこうかと🎶
「対青物のイメージはゴリ巻きがセオリーだけど‥」
〝ショアジギングでバラさないコツ〟なんて検索を掛けたりすると、良く目にするのがフッキングの話とやり取りの話で
特に語られるのがやり取りの「サカナは引っ張るのと反対に走るので上手くコントロールが必要」なんてお話で、見える範囲までは強引に引き上げた後はドラグを緩めて急反転に備えたり
ロッドの方向を引っ張られる側に向けて、進む方向へ弾力でいなしながらランディングポイントまで誘導して無理矢理寄せ切らないetcっていうコツなんだけれども
ライトショアジギングで相手にするワラサクラス迄の青物ってなると、比較的人間のチカラで無理矢理引っ張った方向に進ませる事が出来てしまうので
むしろ最初強引に引き上げてポンピングまですると、こちら側へ猛ダッシュで磯際まで寄る為にラインの巻き取りが追いつかなかったり、浮き切らない深い位置で手前まで来てしまったりと
バラす原因が増える結果になってしまうので、ヒットからのやり取りはゆっくりとテンションを保ちながらくらいの感覚で寄せてきて、磯際になったら一気に巻き上げてランディングまで持って行くのが正解に
みなさん自分の経験を思い返して貰ったり目にする光景でバラしてるいちばんのパターンは、ヒットから慌てて強引に寄せてから足元ではサカナに合わせて誘導しようと時間を掛けてバラすってセオリー通りにしたらバラすやつですよね👀
なのでライトショアワラサクラスまでは下へ潜りに行かないから、ヒットからポンピングでコントロールする必要はそんなに無くて、ロッドとドラグに任せてゆっくり浮かせて巻いてきていざ足元で一気に勝負するのがやり取りのコツになるって訳なんです✨
「いちばん厄介なサラシの中」
そんなやり取りのコツで比較的足元の根に潜られたりし辛くなるライトショアジギングでも、厄介なのがサラシになっていて
まず魚体が見えないのでそこで難易度が上がるのと、ネットが使えないので抜き上げ必須、そして何より流れの方向がバラバラなので引き抵抗の変化が激しいので根に巻かれやすいって三重苦へ😭
その為に第一前提で考えるのが、サラシのないランディングポイントへ移動してやり取り出来るかどうかで可能なら第一選択肢になって
安全面からも何処でランディングするかを考えておくのはルアーフィッシングの基本なのでシュミレーションしておいての上で
どうしてもサラシが避けられない場合には足元ではなくロッド先端とラインの角度と方向を見てやり取りすると魚体の位置が把握し易いので一つのコツになっていて
ロッドティップが曲がって入る様な流れでは巻くのを抑えて、戻ったタイミングはゴリ巻きってすると、根に巻かれるラインスラッグが出にくくなるのでやり取りとしてオススメ✨
そしてそれでもいざゴリゴリと根ズレした感覚があった場合には絶対に巻き取りせず、ロッドのしなりと身体の上下動、そしてキツい場合には最終手段でベールを返したりととにかく抵抗感を最小限にしてロッドをキープして待つと
必ずサラシは右左、前後とリズムがあってそのリズムのタイミングにサカナが振られて根から外れる事が大半なので、そこから一気に巻き上げるのが正解に🎶
大型の様に根に当たったリーダーを潜るチカラで引き裂く様なブレイクの仕方はライトショアではしないので、大概が無理に引っ張ってルアーが根掛かりしてバラしたり
リーダーが擦れてるのに更に抵抗を掛けた事で軽いPE本線がサラシの波に巻かれて絡んで切れてしまうといったパターンなので
「引っかかると反射的に引っ張る釣り人のサガ」を抑えてやり取りする事が足元根際で根ズレブレイクを防ぐ方法になっているって事に笑
「リーダーの長さ感覚を身につける」
そんなやり取りテクニックの面でのコツがある根際対策なんだけれども、もう一方でタックル側での対策といえば当然リーダーの工夫で
長さを長く取ったり、太さを太くしたりはたまたナイロンやフロロetcと素材を選んだりとたくさんセオリーがある中で、自分のスタイルに合わせて選択していくかと思うんだけど
意外と盲点なのが「その材質のその長さのリーダーで海の中どう動きますか?」ってのは把握してない人がほとんどな点👀
例えばフロロなら重くてサラシで沈み易いので本線のPEの捌き方に注意が必要だったり、ナイロンなら浮くのでそもそも長く取ると根に引っ掛かり易かったりなんて特徴もあったり
根ズレに強いなんて言われてるフロロは実は張った状態ではナイロンより簡単に切れたりするから長めに取る方が向いてる etcなんて
豆知識的な事をしっかりと頭に入れておくとより効果的な根ズレ対策になってランディングも楽になるの訳なのよね✨
そして何より選んだリーダーの長さをしっかり把握する事が大事で、投げる時のノットの位置なんかって言う地上での出来事で決める事の多いリーダーの長さなんだけど
選んだリーダーの長さは自分の立ち位置から海面までの長さで抜き上げる時に磯際で本線PEが擦れるのか擦らないのか?手前の出っぱった沈み根に当たった時にどのぐらいの長さならリーダーの範囲で収まるのか?
なんて点は凄く大切で三浦半島なんかだと平均的な磯高さと、普段潜って見てる海の中の岩場感覚では「2メートル」ってのが本線PEを守るには必要になってくるので魚狩さんは基準にしてるんだけど
ダイビングとかやらない方でも、自分の身長と比べてどの位の長さなのか?って点を把握してるだけでも比較的目測でこの位の根だったらリーダー間に合うな?ってのが分かる様になるので
現場立ち位置でリーダーを選択する時の一つの目安として覚えて置くと、根ズレ etc磯際バラしの対策になるのでやってみてください🎶
【まとめとデュエルラインAmazonリンク】
と言った訳で好調なハイシーズンでの前回釣行を踏まえて、磯でランディングが楽な釣座が選びづらいこの時期にはしっかりと根際対策をしないとランディングミスが増える所へ
やり取りとしてライトショアの範囲内なサカナでは下に潜る傾向が低いのでヒット後から急激に浮かせる必要がなく、しっかりとテンションを保ちつつゆっくりと寄せる事で足元でランディングし易いサカナのポジションに出来きて
そこから足元で時間を掛けずに一気に強引にランディングまで持っていく事が必要になるのがコツで、そんな中でも難しいサラシ場ではロッド先端を見てのラインコントロールをすると根ズレしにくいなんてポイントも✨
そしてタックル面での対策はリーダーの特徴をしっかり把握して選んだ上で、長さの感覚を自分の身長と比べて測って身につけて置くとよりランディングが楽になるよーなんてお話でしたとさ🎶
ちなみに魚狩さんリーダーは、デュエルサポーターなのを抜きにして根ズレって事で長年を経て選んでいるのが下の二つになるんだけど、ライトショアの普段使いでは扱い易さと値段からデュエルが圧倒的にオススメになるかな👀
シマノ(SHIMANO) ショックリーダー オシア EX フロロカーボン 30m
DUEL(デュエル) フロロライン 40Lbs. TB CARBON ショックリーダー25m 40Lbs. ナチュラルクリア H3495
ちなみに良く聞かれるんだけど、ナイロンは短めのリーダーを使う様な近距離戦ヒラスズキのミノーゲームや、港湾でのシーバスゲームなんかで青物想定ではあまり長さを取ると軽くて浮くのでジグの動きに影響してくるから魚狩さんは使わない感じです👀