釣りより魚狩

三浦ホームな青物ショアジギング日記から時々フカセ 

【ショアジギング×喰わせの間】ストップ&ゴー?テンションフォール?よく聞く喰わせの間って何??

f:id:Lurehirahei:20230416091333j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

【ショアジギングでの喰わせの間合い】

 

「ショアジギングアクションのキモ」

 

桜満開の春本番なシーズンが過ぎてゴールデンウィーク辺りに差し掛かると、関東近郊ではにわかに騒がしくなってくる釣りがショアジギング🎣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本格的に釣れるシーズンはまだ先だとは言えちょうどベイトフィッシュの接岸が多くなってくる時期で、磯場でもカタカタイワシなんかが打ち上げられているのを目にする機会も増える事から期待感は上がってくるワケよね✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなるとそろそろ準備に取り掛かるかな?って昨年末シーズン終わりにしまった道具を引っ張り出してくると共に、ショアジギングを再開するのに筋トレを始める方も💪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それもメタルジグをメインとするショアジギングでは常に魚へアピールをする為にロッドアクションをする事が重要

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その動かし方ひとつで釣果が大幅に変わるので「しゃくり方」なんてレクチャーが多かったりするから体力を付けておこうなんて発想なるワケよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本のワンピッチジャークやロングジャーク、ジャカ巻きなんかを組み合わせて、その日のターゲットにいちばん有効な動きを探る為にコンビネーションジャークをしていくのがセオリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこにテンションフォールやフリーフォール、カーブフォールなんかとフォールまで組み合わせてヒットまで繋げていく中で、いちばんのキモと言われているのが〝喰わせの間を作るアクション〟と言われていて皆さんも聞き馴染みのある言葉だと👂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもよく聞く割には巻いてきたリーリーグを止める「ストップ&ゴー」なんて呼ばれるアクションでジグの動きをストップさせるイメージぐらいにしか、実際の現場では使っていない方がほとんどな〝喰わせの間〟を今回は少し見ていこうかと🎶

 

 

 

f:id:Lurehirahei:20230416100208j:image

 

 

 

「青物の捕食パターン」

 

そもそもなんで喰わせの間が重要になっているのか?って所で青物がどうやって普段ベイトフィッシュ捕食しているかを見ていくと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パターン的に2つに分類されていて「落ちてくる物を吸い込む」のと「突進して吸い込む」の2種類の捕食の仕方をするんだけれども

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとつめの「落ちてくる物を吸い込む」は青物だけに限らず魚全般の習性で、基本的に魚類は身体の上方に目が付いて居る事からわかる捕食の仕方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水圧の影響から海の中では上に居る方が素早く動けるので、魚がターゲットフィッシュを捕食をする際には自分より上に居る物を捕食する方が難しくなる事から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上方視力・視野の方がより必要とされてそう言った身体の作りになっているので、その延長線で上から落ちてくる物はよく見えて総じて捕食し易い習性に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもうひとつの「突進して吸い込む」は遊泳力の強い大型の魚に良くある捕食パターンで、群れでベイトを追い込む青物ではメインの捕食方法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも目の位置を見てみると今度は身体の前側へ目が着いて居る事から、首の回らない魚は後方視力がほとんどない為にそこが死角となり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

捕食者側からすると後方から素早く近づく事がいちばん効率的な捕食方法となるのでそういった食べ方をする習性になっていて、青物ではそのスピードを活かして後方から突進して吸い込む様に捕食をする事が多いわけよね🐟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

となると両方のパターンで考えても落ちてくる物を吸い込むのは簡単だし、後方から素早く突っ込んで飲み込むなら一瞬なので一見〝喰わせの間〟なんて必要の無い様にも思えるんだけれども

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はルアーで青物が釣れる時には「上昇して追いかけて吸い込む」って言う上の2つのハイブリッドないちばん活性の高い時の捕食方法がメインになってヒットしていて、実際にヒットさせるには〝喰わせの間〟が必要になってくる仕組みになっているのよね👀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先程言った通り海の中では上の方が泳ぎ易い事から、逃げ回るベイトもスピードを出そうとすると上方へ泳ぐ習性があるので

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青物は小魚を下から上へ追いかけて海面って言う壁を利用して追い込むのは「ナブラ」なんてカタチでよく目にする事から良く知られて居る所よね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうなると後方から吸い込むだけでは海面から下方へUターンする魚を捕食出来ないし、落ちてくる物だけを捕食してると他の仲間のおこぼれしか食べれない事になるので

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トータルで上手にたくさん捕食する為には小魚を追いかけてしっかりと食べれるタイミングまでついて行って、良く見て突っ込んで吸い込む事が必要で、ルアーでは喰わせの間を取ることがいちばんヒットに繋がるアクションになるってワケなんです✨

 

 

 

 

f:id:Lurehirahei:20230416104854j:image

 

 

 

 

「だから必要な意識は〝追わせる〟と〝喰わせる〟」

 

ん?そうなるとジグでは縦移動してベイトが海面へ追い込まれる動きをイミテートするから喰わせの間が重要になるって事だから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミノーやダイビングペンシル、シンペンなんかの横移動がメインだと喰わせの間は必要無いの?って言うと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタルジグと比較的すると海面付近を泳ぐプラグに関してはそもそも下から突き上げて捕食するので、青物からしても上昇して狙いをしっかり定めて食べる為に間合いは大切に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

となると実際にじゃあどうやって喰わせの間を意識してヒットに結びつけるのか?って言うと青物のルアーへの捕食が2段階になっいてるのを考えるとわかり易くて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ単に間合いを与えるだけでは喰いついてこないのは、追ってきた青物に喰わせようとアクションしてUターンされた事のある大半のショアジギンガーの皆さん知ってる通りで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「喰わせるタイミング」へ繋がる「追わせるタイミング」の方がむしろ大事になってくるのでコンビネーションでどう繋ぐかがいちばんのポイントに✋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

具体的にはしっかりとワンピッチジャークでテンポを取って追わせてから、ジャーク幅を大きくするタイミングを作ってジグがラインスラッグの出るタイミングでゆっくりになるテンポを喰わせの間にしたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイスピードでただ巻きして追わせた後に、ワンピッチジャークに切り替えて、真っ直ぐ進んでた物をジグザグに進ませる事で進む直線距離を変えた事によるスピードの変化で喰わせの間合いを入れたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャカ巻きを混ぜたランダムなコンビネーションジャークをして追わせた後に、テンションをしっかりと掛けてゆっくり巻きながらのテンションフォールを喰わせの間合いにしたりと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常にまずはどのパターンで「追わせるのか?」を考えてアクションをしてから、次の段階でそこからの変化の度合いとして「喰わせの間」を考える事が大切になっているんです🎶

 

 

 

f:id:Lurehirahei:20230416115527j:image

 

 

 

 

「実は〝止める〟は間違いな実際のアクションパターン」

 

それがわかった所で冒頭でお話しした喰わせの間の代表的なイメージの「ストップ&ゴー」で間合いを作る為にリーリーグを止めるってやり方はどうか?と言うと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先程言った通り追わせるタイミングからの変化が喰わせの間をどう取るか?の大事な所なので、実はルアーを止めるって動きは変化が急激過ぎて間合いにならない事がほとんどに⤵︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので実際ストップ&ゴーが有効なのはスローにリトリーブ出来るミノーでの喰わせの間や、沈めたヘビーシンキングペンシルを大きな幅のジャークでスライドさせてゆっくり上昇させてくる時なんかの場合だけで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタルジグを引き上げてきた場合ではほんの一瞬止めてまた引くぐらいの操作で使う物で、明確に止めてしまうとスピードの変化って面で青物に違和感を与え易くせっかく追ってきた所をUターンさせてしまうアクションになってるワケなんです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも海のルアーフィッシングって全般的にPEを使っているので糸の浮力からラインは海面に浮いて居てので、リーリーグやジャークは斜めじゃなくて上へ引っ張られる縦移動のチカラ入力になる為

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストップ&ゴーするとその場からフリーフォールする様な物なので、せっかく上へ追った魚を追い越して下へ行ってしまう事も多い動きに⤵︎↗︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのでメタルジグを使う場合の正しい喰わせの間を作る為にはリーリーグを止めないで、追わせたアクションから比較しての

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スピードを少し変化させる程度のアクションはどんな操作なのか?を考えて喰わせの間として組み合わせて操作するのがコツになっているってワケなんです✨

 

 

f:id:Lurehirahei:20230416122113j:image

 

 

 

【まとめとショアジギング関連記事リンク】

 

と言ったワケでショアジギングを始めルアーフィッシングではよく聞く〝喰わせの間〟を取る操作を見てきたんだけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青物の捕食パターンは魚の視力から見てくと、落ちてくる物に好反応で尚且つ小魚の死角である後ろから追いかける習性から成り立ってて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルアーに反応する高活性時にはそれが組み合わさった上方へ追い上げて追尾した後に狙いを定めて捕食する為に喰わせの間が大事になってるって理屈があって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを演出するのによくイメージされるストップ&ゴーなんかはゆっくり引けるプラグの釣りで有効だけど、高速移動が前提なメタルジグではスピードの落差が大き過ぎて違和感を与える事が多い実は有効な使い所は範囲が狭いアクションで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それよりもしっかりと追わせるルアー操作を基準にしたら、それに対してスピード的に違和感の出ない喰わせの間を作るアクションを組み合わせる事がいちばん大切な要素なんだよーなんてお話しでしたとさ🎶✨👏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに関東近県でいちばん多いライトショアジギングでのイナダゲームなんかは、着底からの早めのワンピッチジャークで引いて来てからもう一度フォールさせようかな?ってタイミングの手前で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッド幅を倍にして2回リーリングするロングジャークを一、二回入れるくらいが丁度良い喰わせの間になる基準になるので今まで喰わせの間を意識した事無い方は参考まで試して見てください🙏🎶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喰わせの間なんて特別な事の様に話してきてなんだけど最後にいちばん大切なみんなが忘れてる事言うと、ワンピッチジャークしてる時点でラインスラッグ出てるタイミングはジグが浮いてる状態で常に喰わせの間になってるわけだから、基本の動作になっていてそれだけで成立するいちばんのアクションなのよね🎣

 

 

 

lurehirahei.hatenablog.com

 

lurehirahei.hatenablog.com

 

lurehirahei.hatenablog.com

 

lurehirahei.hatenablog.com